大引けの日経平均は前日比48.22円安の23816.63円となった。東証1部の売買高は13億1949万株、売買代金は2兆3923億円だった。業種別では、医薬品、輸送用機器、鉄鋼が下落率上位だった。一方、水産・農林業、鉱業、パルプ・紙が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の42%、対して値上がり銘柄は53%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、武田薬<4502>などが軟調。ファナック<6954>や日本電産<6594>は2%超下落した。アルバック<6728>、ラクスル<4384>、ニコン<7731>などは証券各社の投資判断や目標株価の引き下げが観測されて売りがかさんだ。また、オルトプラス<3672>は開発に参画するスマートフォンゲームの事前登録が開始されたが、材料出尽くし感から東証1部下落率トップとなった。一方、KDDI<9433>、日立<6501>、東エレク<8035>は小幅ながら上昇。米国市場で半導体大手の決算が好感され、アドバンテス<6857>は3%近い上昇となった。レーザーテック<6920>は一部メディアに取り上げられたこともあり6%の上昇。一部証券会社の投資判断付与が観測されたエスプール<2471>も上げが目立った。
また、ツナグGHD<6551>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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