(+1.41%)の4763.54ポイントで取引を終了した。航空機メーカーのボーイングの下落が重しとなり、寄り付き後はまちまち。ただ、携帯端末アップルや半導体エヌビディアの上昇に加えて、長期金利の低下で、ナスダックは終日堅調に推移し相場全体を支えた。終盤にかけて、ハイテクが上げ幅を一段と拡大。さらにボーイングの下げ幅縮小に連れてダウも大きく上昇に転じ終了した。
米国株の上昇を受けて、連休明けの東京市場は買い優勢で取引を開始した。寄り付き直後から日経平均は強く、上げ幅をじりじりと拡大。値がさの半導体関連株が大幅高となったことから、33990.28円まで上昇し、昨年の取引時間中の高値33853.46円(11月20日)を突破。買い一巡後は、為替の円高ドル安推移が重しとなったものの、終値ベースでバブル後の高値を更新した。
大引けの日経平均は先週末比385・76円高(+1.16%)の33763.18円となった。東証プライム市場の売買高は16億6160万株、売買代金は4兆1349億円だった。セクターでは、その他製品、機械、精密機器、金属製品、情報・通信業などが上昇した一方、海運業、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品、銀行業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は79%、対して値下がり銘柄は18%となっている。
日経平均採用銘柄では、ナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)
の上昇を受けて、アドバンテスト<6857>、オムロン<6645>、東エレク<8035>など半導体関連の上げが目立ったほか、任天堂<7974>、ネクソン<3659>などゲーム関連も上昇。また、ディー・エヌ・エー<2432>は持分法適用関連会社のGOが株式上場に向け準備を開始と発表したことから大幅高となった。
一方、12月の既存店売上高が前年同月比15.4%減と2カ月ぶりのマイナスに転じたことから、ファーストリテ<9983>がさえなかったほか、足元上昇が目立っていた川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>はそろって売り優勢となった。
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