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2021/12/24 - SEMTEC(6626) の関連ニュース。■ウェッジHD <2388> 105円 (+30円、+40.0%) ストップ高 ウェッジホールディングス <2388> [JQG]がストップ高に買われたほか、親会社の昭和ホールディングス <5103> [東証2]も急反騰。22日の取引終了後、両社の持ち分法適用関連であるグループ・リースが、Jトラスト <8508> 子会社のJトラストアジアにタイで提起された会社更生申立訴訟において、最高

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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2021/12/24 05:30

ウェッジHD <2388>  105円 (+30円、+40.0%) ストップ高

 ウェッジホールディングス <2388> [JQG]がストップ高に買われたほか、親会社の昭和ホールディングス <5103> [東証2]も急反騰。22日の取引終了後、両社の持ち分法適用関連であるグループ・リースが、Jトラスト <8508> 子会社のJトラストアジアにタイで提起された会社更生申立訴訟において、最高裁上告審が棄却され、グループ・リースが全面的かつ最終的に勝訴したと発表。今後、グループ・リースと同社グループに生じた損害について、別途裁判などにおいて徹底して請求し、株主利益を追求するとしている。

カルナバイオ <4572>  1,355円 (+300円、+28.4%) ストップ高

 カルナバイオサイエンス <4572> [JQG]がストップ高。同社は23日午前11時15分に、21年12月期連結業績予想について、売上高を9億2300万円から20億600万円(前期比77.1%増)へ、営業損益を18億1100万円の赤字から5億4800万円の赤字(前期は10億5700万円の赤字)へ、純損益を18億2500万円の赤字から5億6000万円の赤字(同11億1100万円の赤字)へ上方修正すると発表した。事業別では、創薬 支援事業の売上高予想を9億2300万円から8億7800万円へ下方修正した一方で、創薬事業をゼロから11億2800万円へ上方修正した。創薬支援事業は北米が好調だったものの、国内が期初予想を下回る見通し。創薬事業においては、新規がん免疫療法の創薬プログラムに関するライセンス契約に基づき、米ギリアド・サイエンシズ から受領するマイルストーン収入が寄与するとした。

■サイジニア <6031>  1,710円 (+300円、+21.3%) ストップ高

 サイジニア <6031> [東証M]がストップ高。同社はネット上でビッグデータを活用したマーケティング支援ビジネスを展開し、22年6月期はトップラインの急速な伸びを背景に営業損益が2億7000万円の黒字と大幅改善する見通しにある。22日取引終了後、1月末現在の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施することを発表、これを材料視する形で投資資金を呼び込んだ。同社の株価は11月下旬以降に下げ足を加速し、今月17日には1100円台まで売り込まれる場面があったが、その後は戻り足に転じていた。23日は一気に底離れの動きを加速させたようだ。

フィナHD <4419>  990円 (+150円、+17.9%) ストップ高

 Finatextホールディングス <4419> [東証M]がストップ高。同社は22日に東証マザーズに新規上場したが、初値は公開価格1290円を23.3%下回る990円だった。その後、ストップ安となる840円まで売り込まれて上場初日の取引を終えた。上場2日目の23日は一転、買い人気となり値幅制限いっぱいの990円に値を上げた。株価は公開価格を大きく下回った水準にあることから、値頃感からの買いが入った様子だ。同社は証券・保険ビジネス向けクラウド基幹システムの提供などを手掛けている。上場時の資金吸収額は約230億円と大きく、今期業績は赤字予想であることなどが初値低迷の要因となった様子だ。市場では今後、公開価格を目指して値を上げることができるかが注目されている。

アステリア <3853>  903円 (+104円、+13.0%)

 東証1部の上昇率4位。アステリア <3853> が大幅高で3日続伸。ブロックチェーン分野では先駆的な存在で、NFT関連が投資テーマ化するなかにあって改めて注目する向きが増えている。同社が出資するエッジAI開発企業がSPACとの合併により22年1-3月期にナスダック市場に上場予定にあることから、足もとではこれを材料視する買いも流入したようだ。株価は11月22日につけた戻り高値965円払拭が当面の上値ポイントとして意識された。

ジィ・シィ <4073>  1,264円 (+141円、+12.6%) 一時ストップ高

 ジィ・シィ企画 <4073> [東証M]が3連騰、一時ストップ高まで買われた。同社は23日、3Dアバターを採用した健康経営サポートサービス「NUCADOCO」の提供を22年1月から開始すると発表しており、これが材料視されたようだ。同社はさまざまな社会課題を解決するための新規事業として、アバターを利用した研究開発を2年前に着手。アバターを利用したヘルスケアサービスやメタバース と連携した新しいワークスタイルの提供、本業のキャッシュレス決済プラットフォームと連携させたメタバース内決済サービスなどの社会実装を目指している。その第1弾のサービスとなるのがアバターを利用したヘルスケアサービスで、従業員向けヘルスケアアプリ「NUCADOCO」と同アプリ上で利用できるリアルアバター生成機をリリースするという。

双信電機 <6938>  720円 (+60円、+9.1%)

 東証1部の上昇率5位。双信電機 <6938> が続急伸。株価3ケタ台の中低位株が相次いで物色人気化するなか、業績変化率の高い同社株にも出遅れ修正を狙った買いが向かった。ノイズフィルターやフィルムコンデンサーなど電子部品を手掛け、5G基地局関連のデバイス需要を取り込んでいるほか、世界的な電気自動車(EV) シフトで需要が旺盛なリチウムイオン電池の関連部材を手掛けていることから、中期成長力の高さに着目した買いを呼び込んだ。22年3月期は業績急回復、営業利益は前期比13.8倍の12億円を見込んでいる。

田中化研 <4080>  1,977円 (+126円、+6.8%)

 田中化学研究所 <4080> [JQ]が急反発。そのほか日本電解 <5759> [東証M]、SEMITEC <6626> [JQ]、大泉製作所 <6618> [東証M]、菊水電子工業 <6912> [JQ]など電気自動車(EV)関連株に投資資金の流入が顕著となった。米国株市場ではここEV大手のテスラ が下値模索の展開を続けていたが、前日22日はマドを開けて急騰し7.5%高に買われた。欧米ではEVの販売が加速している状況もあり、英国では1-11月期に販売台数が前年同期比9割増と急増していることも直近伝えられた。トヨタ自動車 <7203> をはじめ国内大手自動車メーカーもEV戦略を強化する動きを強めており、関連銘柄に改めて物色の矛先が向かった。

マルマエ <6264>  3,135円 (+195円、+6.6%)

 東証1部の上昇率9位。マルマエ <6264> が続急伸。フシ目の3000円大台を回復、11月19日につけた上場来高値3360円も視界に入ってきた。半導体製造装置 用などの精密部品加工を手掛けており、大手半導体メーカーの増産投資が活発化するなか、収益面の追い風が強い。業績は飛躍期に突入しており、22年8月期は営業利益段階で18億円(前期実績は12億700万円)と18年8月期に達成した過去最高利益を大幅に更新する見通しにある。今月28日に今期第1クオーターにあたる21年9-11月期決算を発表する予定にあり、好決算先取りの買いを誘導したようだ。

MDV <3902>  1,199円 (+74円、+6.6%)

 メディカル・データ・ビジョン <3902> が続急伸。22日の取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の2.05%にあたる80万株または10億円を上限に自社株買いを実施すると発表しており、株主還元策の強化を好感する買いが入った。買い付け期間は23日から22年6月30日までを予定している。同時に、SBIホールディングス <8473> が更なる連携強化を目的に同社株式を追加取得することも明らかにした。追加取得後の議決権比率は25.0%となる見込みだ。これに絡み、SBI損害保険と業務提携に関する基本合意書を締結したと発表。診療データを活用した保険商品の開発に着手するとしている。

ツガミ <6101>  1,649円 (+97円、+6.3%)

 ツガミ <6101> が急反発。中長期トレンドの分水嶺である75日移動平均線とのマイナスカイ離を解消したほか、牧野フライス製作所 <6135>アマダ <6113> など工作機械株が総じて買いを集めた。工作機械は中国の経済回復を背景に追い風が強まっており、自動車向け需要などが牽引している。また、世界的な半導体需給の逼迫を背景に半導体製造装置向けなどでも引き合いが旺盛だ。11月の工作機械受注額は、前年同月比64%増と高い伸びを示しており、13ヵ月連続で前年実績を上回った。12月もこの流れは続きそうで、良好な収益環境を背景に見直しムードが漂う。半導体関連などと比較して相対的に出遅れ感のある工作機械株はリターンリバーサル狙いの買いが入りやすくなっている。

神戸物産 <3038>  4,105円 (+230円、+5.9%)

 神戸物産 <3038> が4日ぶりに急反発。22日の取引終了後に発表した11月度の単体業績は、売上高332億4800万円(前年同月比19.2%増)、営業利益22億2000万円(同18.4%増)となり、これを好感する買いが入った。業務スーパーの店舗数が945店舗と前年同期比55店舗増加したほか、引き続きテレビ番組をはじめとする各種メディアやSNSなどの影響で既存店売上高も10.3%増と2ケタの伸びをみせた。また、商品別では冷凍果物や冷凍野菜、冷凍デザート類などの好調が継続したとしている。

アイネス <9742>  1,499円 (+75円、+5.3%)

 アイネス <9742> が急反発。22日の取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の6.8%にあたる150万株または20億円を上限に自社株買いを実施すると発表。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められたようだ。買い付け期間は23日から22年3月31日までとしている。

建設技研 <9621>  2,426円 (+113円、+4.9%)

 建設技術研究所 <9621> が大幅反発。同社は22日取引終了後、21年12月期の年間配当予想を45円から60円(前期は45円)へ上方修正すると発表した。 直近の業績推移と経営環境を総合的に勘案し、利益還元の一層の充実を図るためとしている。

東急不HD <3289>  640円 (+27円、+4.4%)

 東急不動産ホールディングス <3289> が大幅続伸。22日の取引終了後、連結子会社である東急ハンズの発行済み株式の全部と、東急ハンズに対して同社が有する貸付債権をカインズ(埼玉県本庄市)に譲渡すると発表しており、これが好感されたようだ。譲渡実行日は2022年3月31日の予定。なお会社側では、これに伴い22年3月期に特別利益を計上する見込みにあるものの、連結業績予想の変更はないとしている。

MSOL <7033>  3,020円 (+119円、+4.1%)

 マネジメントソリューションズ <7033> が大幅続伸。同社は22日取引終了後、米国に100%子会社(デラウェア州)を22年2月に設立すると発表した。新会社はプロジェクトマネジメントコンサルティング、及びプロジェクトマネジメントソフトウェアの販売を行う。これまでの事業展開において培われたノウハウと経験を新たな市場において生かすとしている。

ポピンズ <7358>  3,120円 (+115円、+3.8%)

 ポピンズホールディングス <7358> が大幅に3日続伸。岩井コスモ証券は22日、同社株の投資判断「A」を継続した。目標株価は4000円(従来4500円)としている。同社はベビーシッターやシルバーケアなどの在宅サービスや、保育・学童施設などを運営している。エデュケア(保育・教育)事業は、新型コロナウイルス 感染症の影響による「預け控え」などで施設保育はやや苦戦しているが、ベビーシッターなどの在宅サービス事業は好調。21年12月期の連結営業利益は14億7000万~15億6000万円が計画されているが、同証券では15億円(前期比2.3%増)を予想。22年12月期の同利益は18億円を見込んでいる。「働く女性の支援」という社会課題に取り組みながら成長が期待できる企業として評価している。

リクルート <6098>  6,947円 (+247円、+3.7%)

 リクルートホールディングス <6098> が3日続伸。上昇トレンド転換を鮮明としてきた。新型コロナウイルスの感染拡大は人材需要にも影響を及ぼしているが、同社が22日に発表した23年の採用に関する調査で、大学生などの採用が22年卒と比較して「増える」と回答した企業が「減る」と回答した企業を上回ったことが伝わり、株価の刺激材料となっている。同社は求人サイトのインディードを中心とするHRテック事業が好調で収益を押し上げており、22年3月期の営業利益は前期比倍増以上の水準となる3500~3800億円に急拡大する可能性が高いとみられている。

住友重 <6302>  2,751円 (+97円、+3.7%)

 住友重機械工業 <6302> が大幅高で3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が22日付で同社の投資判断「オーバーウエイト(強気)」を据え置き、目標株価を前回の3870円から4560円に引き上げており、これを材料視する買いが入った。レポートでは、イオン注入装置やプラスチック加工機械、減速機など量産機械の好調の持続性が高まっていると判断し、同証券による業績予想を上方修正した。24年3月期に過去最高益更新を予想するが、23年3月期予想PER7.5倍と割安感が強く、22年3月期予想配当利回りも3.8%と投資妙味があると指摘している。

NESIC <1973>  1,817円 (+62円、+3.5%)

 NECネッツエスアイ <1973> が大幅反発。同社は23日午前10時に、米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ の音声クラウドサービス「Zoom Phone」の企業向けサービスに、NESICの運用サービスを加え、スモールスタートに適した独自のサービス「中規模提供モデル」の提供を開始すると発表した。「中規模提供モデル」は従来よりも契約の最小単位を引き下げ、30ライセンスから提供が可能。これにより、中小規模の事業者への提供や部門単位での導入など、より幅広い顧客ニーズに応えることができ、テレワークの推進や業務効率化の支援が図られるとした。

■ピラー <6490>  3,370円 (+95円、+2.9%)

 日本ピラー工業 <6490> が3日続伸。岩井コスモ証券は22日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は3700円とした。同社は半導体洗浄装置向け継手で世界シェアトップの総合流体シールメーカー。11月には22年3月期連結営業利益を80億円から100億円(前期比2.1倍)とする今期2度目の増額修正を発表。半導体洗浄装置向け継手を中心にフッ素樹脂製品「ピラフロン」などの受注・売り上げが好調に推移している。同証券では、今3月期の同利益は105億円と一段と増額修正され着地すると予想。23年3月期の同利益は118億円を見込んでいる。

コマツ <6301>  2,703円 (+73.5円、+2.8%)

 コマツ <6301> が3日続伸。そのほか日立建機 <6305> など建設機械株が高かった。コマツは前日22日まで2600円前後で推移し年初来安値近辺に位置していたが、足もと売り一巡感から切り返す兆しにある。22日の米国株市場では建機大手のキャタピラー が買いを集めマドを開けて上昇した。資産運用大手のバーンスタインが、中国経済の回復を背景に建機需要が堅調となることを見込み、キャタピラーの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。東京市場でも中国に展開を図っている大手建機メーカーにとって収益環境の追い風が意識され、株価を刺激する格好となった。

INPEX <1605>  1,020円 (+25円、+2.5%)

 INPEX <1605> が3日続伸。22日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の2月限が前日21日比で1.64ドル高の1バレル=72.76ドルと上昇した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が減少したことを好感する買いが入った。また、南アフリカの国立伝染病研究所(NICD)の科学者が、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について重症化リスクが限定的である可能性があると指摘したことも、原油需要の減少懸念を後退させる要因となった。

フジクラ <5803>  554円 (+12円、+2.2%)

 フジクラ <5803> が反発。同社は22日取引終了後、東京都江東区に所在する2ヵ所の土地と建物を譲渡し、22年3月期第3四半期に固定資産売却益として、約42億円を特別利益に計上する見込みであると発表した。現在は事務所や作業所として活用しているが、資産の効率的活用及び財務体質の改善を図るため、保有資産の見直しを行うとした。なお、譲渡先や譲渡価格は非公表としている。

インフォMT <2492>  936円 (+18円、+2.0%)

 インフォマート <2492> が反発。同社は23日午前11時30分に、「BtoBプラットフォーム請求書」が、伊藤ハム米久ホールディングス <2296> に採用されたと発表した。「BtoBプラットフォーム請求書」は、発行する請求書だけでなく、受け取る請求書や支払金額の通知など、多様な請求業務の電子データ化に対応可能な請求書クラウドサービス。伊藤米久HDではグループ内の事業統合プロジェクトの一環で、これまで会社ごとに異なっていたシステムの統合を進めており、社内での間接業務のペーパーレス化のニーズに合わせて、「BtoBプラットフォーム請求書」が採用されたとしている。

アニコムHD <8715>  806円 (+10円、+1.3%)

 アニコム ホールディングス <8715> が4日続伸。同社は22日取引終了後、足もとの業績が堅調であることなどを理由に、未定としていた22年3月期の年間配当予想を2円50銭と開示した。前期の1円25銭との比較で倍増となる見通しであり、好感された。来期以降については次期中期経営計画の中で、株主還元の段階的な引き上げを含めた基本方針を改めて盛り込んでいく予定としている。

※23日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

配信元: 株探

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