(前週末比542.31円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前週末比521.06円高の25906.93円となった。東証1部の売買高は14億0749万株、売買代金は2兆6689億円だった。業種別では、海運業、空運業、不動産業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのはその他製品のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の78%、対して値下がり銘柄は20%となった。
個別では、ファーストリテ<9983>が3%の上昇となり、1銘柄で日経平均を約92円押し上げた。東エレク<8035>は上場来高値を更新し、終値でも5%近い上昇。三菱UFJ<8306>は決算が好感されて3%超上昇した。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>などが堅調で、中小型株ではチェンジ<3962>が大商い。決算発表銘柄ではマツモトキヨシ<3088>や日本郵政<6178>が急伸し、キャリアインデ<6538>やサイバリンクス<3683>はストップ高を付けた。一方、任天堂<7974>など「ウィズコロナ」関連のグロース(成長)株には売りが出て、ZHD<4689>は4%超の下落。日立<6501>や武田薬<4502>もさえない。電子コミックのビーグリー<3981>は7-9月期の収益鈍化が嫌気され、東証1部下落率上位に顔を出した。
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