日経平均;36971.08;+424.13TOPIX;2563.46;+18.54
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比424.13円高の36971.08円と、前引け(36920.27円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は36820円-36980円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=148.30-40円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が概ねマイナス圏で推移し0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はやや伸び悩んでいるが1.9%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。米株高や円安の継続など投資環境が良好なことに加え、日銀が今日まで開いた金融政策決定会合で、現行の金融緩和策の維持を決めたことが安心感となったもよう。一方、日経平均は昨日までの2日間で1000円を超す上げとなった後、今日の前場も大幅高となったことから、短期的な過熱感が強まっており、日銀会合通過で目先的な材料出尽くし感が台頭し、後場寄り後は上げ幅を縮小する動きとなっている。
セクターでは、精密機器、輸送用機器、電気機器が上昇率上位となっている一方、電気・ガス業、陸運業、パルプ・紙が下落率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、さくら<3778>、野村マイクロ<6254>、エムスリー<2413>、ニデック<6594>、ソシオネクスト<6526>、富士通<6702>、ディスコ<6146>、デンソー<6902>、日本郵政<6178>、レーザーテック<6920>が高い。一方、パナHD<6752>、川崎船<9107>、SUMCO<3436>、ベイカレント<6532>、郵船<9101>、KDDI<9433>、三菱商<8058>、丸紅<8002>、SHIFT<3697>、商船三井<9104>が下落している。
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