北川鉄、今期経常を7％下方修正

　北川鉄工所 <6317> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は16.5億円の黒字(前年同期は0.6億円の赤字)に浮上して着地した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の28億円→26億円(前期は11.6億円)に7.1％下方修正し、増益率が2.4倍→2.2倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.6億円→13.6億円(前年同期は18.8億円)に12.8％減額し、減益率が17.2％減→27.8％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比36.6％減の4.1億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.1％→1.0％に大幅悪化した。

株探ニュース