―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月6日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 オンワード <8016>
22年2月期の連結経常損益を従来予想の30億円の黒字→12億円の黒字(前期は201億円の赤字)に60.0%下方修正した。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の63億円の黒字→82億円の黒字(前期は231億円の赤字)に30.2%上方修正した。
▲No.3 ドーン <2303>
22年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比21.8%減の4300万円に減り、通期計画の3億7300万円に対する進捗率は11.5%となり、5年平均の11.6%とほぼ同水準だった。
▲No.6 ライフコーポ <8194>
22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比10.0%減の156億円に減ったが、通期計画の200億円に対する進捗率は78.0%に達し、5年平均の46.0%も上回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<8016> オンワード 東1 -11.58 10/ 7 上期 赤縮
<8011> 三陽商 東1 -9.21 10/ 7 上期 赤縮
<2303> ドーン JQ -6.76 10/ 7 1Q -21.82
<4763> C&R 東1 -5.65 10/ 7 上期 47.22
<6897> ツインバード 東2 -5.47 10/ 7 上期 黒転
<8194> ライフコーポ 東1 -5.01 10/ 7 上期 -9.99
<6312> フロイント JQ -3.01 10/ 7 上期 29.15
<3382> セブン&アイ 東1 -2.99 10/ 7 上期 -1.02
<3083> シーズメン JQ -2.34 10/ 7 上期 赤拡
<9716> 乃村工芸社 東1 -1.85 10/ 7 上期 -58.58
<2651> ローソン 東1 -1.82 10/ 7 上期 87.26
<8940> インテリクス 東1 -1.17 10/ 7 1Q 黒転
<7427> エコーTD 東1 -1.08 10/ 7 上期 65.17
<4992> 北興化 東1 -0.87 10/ 7 3Q 2.11
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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