■概況■4022.67、+88.52
19日(月)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも3日続伸した。値上がり銘柄数は597(スタンダード561、グロース36)、値下がり銘柄数は82(スタンダード79、グロース3)、変わらずは27(スタンダード26、グロース1)。16日のNYダウの値上がり、円高一服など外部環境の落ち着きが投資家心理の好転につながり、日経平均が上昇した流れが波及。新興市場も買い先行で取引を開始。午後に入り、日経平均が一時前営業日比400円高超と一段高となったことも買い安心感につながり、JASDAQ平均は7日以来約2週間ぶりに4000円台を回復。
◆注目銘柄◆
短期間の株価が5割近く急落した反動からラクオリア薬<4579>が前営業日比400円(+23.65%)高の2091円と6日ぶりに反発。パナソニック<6752>などと再生可能エネルギー電源の開発で連携するとの一部報道が好感され、アミタHD<2195>が前営業日比500円(+21.86%)高の2787円、好業績見通しなどが引き続き材料視されたセルシード<7776>も前営業日比100円(+16.39%)高の710円とともにストップ高まで上伸した。また、値動きの軽さや好業績を再評価する動きなどからViSCOTEC<6698>は前営業日比5000円(+20.92%)高の2万8900円と値を上げた。このほか、今期30%超の営業増益見通しを発表したニッパンR<4669>が前営業日比258円(+13.91%)高の2113円と3日続伸した。
一方、下落率トップは8.61%安のメディカル一光<3353>。25日線を下抜けたことから先行き警戒感が増幅。連騰に対する警戒感からサカイHD<9446>が4.38%安、エスケーエレク<6677>も4.00%安とともに反落した。また、利食い売りが膨らんだアビックス<7836>が前営業日比2円安の185円と下落したほか、ナンシン<7399>も7円安の639円と下落した。このほか、IGポート<3791>、NFK-HD<6494>などが下落率上位となった。
JASDAQ-TOP20では、株式の消却を発表したメイコー<6787>が上伸し、田中化研<4080>やアイサンテクノ<4667>なども値を上げた。
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【4日続伸、個別材料株などに資金集まる】20日(火)
■概況■4045.06、+22.39
20日(火)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は4日続伸した一方、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに4日ぶりに反落した。値上がり銘柄数は365(スタンダード341、グロース24)、値下がり銘柄数は280(スタンダード265、グロース15)、変わらずは59(スタンダード57、グロース2)。日経平均株価が前日までの3日間で1000円近く上昇。この反動から東証1部は利益確定売りが先行、中小型株中心の新興市場も同様に利食いの動きが見られたが、個別材料株には積極的に物色が向かい、JASDAQ平均はプラス圏で取引を終えた。
◆注目銘柄◆
生命科学インスティテュート(LSII)との新規SSEA-3抗体の製品販売に係る契約締結を発表した免疫生物研究所<4570>、高級ステーキハウスなどを運営するスティルフーズと資本業務提携するアスラポート<3069>、RIZAPーG<2928>と資本業務提携するワンダーCo.<3344>が揃ってストップ高まで買われた。また、地政学リスクへの警戒感が高まったことで細谷火工<4274>が前日比122円(+10.46%)高の1288円と上昇。株式分割実施や本則市場への変更申請予定を発表したネットマーケ<6175>も前日比166円(+9.04%)高の2003円と5日以来約2週間ぶりに2000円台を回復した。このほか、値動きの軽さなどから、ポエック<9264>、ベルパーク<9441>、コンセック<9895>などが値上がり率上位にランクインした。
一方、短期上昇の反動からIGポート<3791>が前日比280円(-8.09%)安の3180円と大幅続落。アイフリーク<3845>も前日比23円(-7.32%)安の291円、大村紙業<3953>も前日比151円(-5.39%)安の2650円とともに利食い売りに押された。このほか、RISE<8836>、日本興業<5279>、UFHD<4235>などが下落率上位となった。
JASDAQ-TOP20では、メイコー<6787>、ハーモニック<6324>などが下落した。
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【5日続伸、個別物色の展開に】21日(水)
■概況■4067.85、+22.79
21日(水)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は5日続伸し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに反発した。値上がり銘柄数は397(スタンダード376、グロース21)、値下がり銘柄数は248(スタンダード229、グロース19)、変わらずは58(スタンダード57、グロース1)。日本時間のあす午前4時に発表される1月のFOMC議事録を受けた米国での為替、株式市場の動きを見極めたいとのムードから日経平均株価は前日の終値を挟んで方向感に乏しい動きとなるなか、中小型株中心の新興市場は、材料銘柄中心の個別物色の展開に。
◆注目銘柄◆
RIZAPグループ<2928>との資本業務提携を評価した買いが続いたワンダーCo.<3344>、インフルエンサーマーケティングを手掛けるVAZ社と資本業務提携することが蒸し返された共同PR<2436>が揃ってストップ高。また、地政学リスクへの警戒感から細谷火工<4274>に関心が向かった他、好業績見通しが再評価された平山<7781>は急反発、前日ストップ高を演じた免疫生物<4570>も引き続き人気化し前日比150円(+15.91%)高の1093円と連日制限値幅いっぱいまで買い進まれた。アスラポート<3069>は、スティールフーズとの資本業務提携を評価した買いが継続し前日比77円(+14.58%)高の605円と大幅続伸、15年12月以来に600円台を回復した。このほか、セキュアヴェイル<3042>、白鳩<3192>、ナガオカ<6239>、レカム<3323>などが値上がり率上位となった。
一方、下落率トップは10.40%安の博展<2173>。6万株の立会外分売の実施を発表している。ULSグループ<3798>は、短期間に株価が5割近く急騰しただけに利食いに押された。また、25日移動平均線を下抜けたことからETSHD<1789>が売り込まれ、メディ一光<3353>も前日比480円(-4.07%)安の1万1300円と下押した。このほか、山陽百<8257>、テクノホライゾンHD<6629>、Ciメディカル<3540>などが下落率上位となった。
JASDAQ-TOP20では、田中化研<4080>やメイコー<6787>、日本マクドナルド<2702>などが物色された。
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【小幅ながら6日続伸、個別材料株物色続く】22日(木)
■概況■4073.05、+5.20
22日(木)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は小幅ながら6日続伸し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに小反落した。値上がり銘柄数は243(スタンダード234、グロース9)、値下がり銘柄数は404(スタンダード376、グロース28)、変わらずは47(スタンダード44、グロース3)。21日のNYダウが150ドル以上下落したほか、VIX指数も一時危険水準である20ポイントを上回るなど、米国金融市場に対する先行き警戒感が東京市場にも波及。新興市場は売り先行で取引を開始。しかし、個別材料株への物色は続いており、売り一巡後は総じて戻り歩調に転じ、JASDAQ平均は小幅ながら6日続伸となった。
◆注目銘柄◆
ワンダーCo.<3344>、共同PR<2436>が連日のストップ高を演じた。また、前日の株価急落の反動から買い戻され、Ciメディカル<3540>が前日比1450円(+16.80%)高の10080円と急反発。マイコプラズマ核酸キットの国内製造販売承認を取得したミズホメディ<4595>は前日比705円(+15.93%)高の5130円とストップ高まで買い進まれた。今期の好業績見通しが再評価されたニッパンR<4669>は大幅に続伸し、レオスの大量保有報告書提出が材料視されたたやまみ<2820>は前日比338円(+11.98%)高の3160円と急反発した。このほか、タツモ<6266>、NF回路<6864>、ムトー精工<7927>などが値上がり率上位にランクインした。
一方、下落率トップは6.63%安の大村紙業<3953>。任天堂<7974>の新型ゲーム機関連として蒸し返され、足元株価上昇が続いていただけに利食い売りが優勢に。また、サカイHD<9446>も前日比70円安の1001円と続落した。直近の株価急騰に対する反動から利益確定売りが継続し、デュアルタップ<3469>、ベルパーク<9441>、ユニバーサル<6425>、システムディ<3804>なども反動安の展開となった。このほかクラスターT<4240>、レーサム<8890>、UTグループ<2146>などが下落率上位となった。
JASDAQ-TOP20では、マクドナルド<2702>、アイサンテクノ<4667>、フェローテク<6890>などが値下がりした。
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【7日続伸、内需関連株中心の物色】23日(金)
■概況■4093.49、+20.44
23日(金)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は7日続伸し、JASDAQ-TOP20は続落、J-Stock Indexは反発した。値上がり銘柄数は406(スタンダード385、グロース21)、値下がり銘柄数は235(スタンダード220、グロース15)、変わらずは55(スタンダード51、グロース4)。米長期金利の上昇が一服したことを材料に22日のNYダウが上昇したことなどから、東京市場にも買いが波及し日経平均株価は反発。中小型株中心の新興市場も内需関連株中心に買われる展開となった。また、個別に材料の出た銘柄には引き続き短期マネーが流入。ただし、週末のポジション調整が主流で商いは盛り上がりを欠いていた。
◆注目銘柄◆
ワンダーCo.<3344>が資本業務提携を引き続き材料視する動き。デジタル教科書関連として注目されたチエル<3933>は前日比211円(+15.88%)高の1540円と急反発した。また、週明け26日に決算発表を控えるウチダエスコ<4699>は思惑買いが膨らみ、1対3の株式分割を発表したトレードワークス<3997>も急騰。業績予想の上方修正と復配を発表したシダー<2435>は前日比47円(+11.99%)高の439円と急反発し、米国の主要ながん研究施設との合弁会社設立を発表したリプロセル<4978>は、前日比9円(+2.75%)高の336円と3日ぶりに反発した。このほか、精養軒<9734>、クレオ<9698>、北川精機<6327>などが値上がり率上位となった。
一方、下落率トップは8.51%安のケイブ<3760>。先週14日から前日までに20%以上上昇していたこともあり、利益確定売りが膨らんだ。前日に中間決算を発表したプラネット<2391>は前日比175円(-7.61%)安の2125円と急反落、同じく前日にレオスの大量保有報告書提出が材料視されたやまみ<2820>も利食いに押された。このほか、アミタHD<2195>、カーディナル<7855>、地域新聞<2164>などが下落率上位にランクインした。
JASDAQ-TOP20では、田中化研<4080>、ハーモニック<6324>、メイコー<6787>などが値を上げた。
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<DM>
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