東京株式(前引け)=ハイテク株中心に買い優勢、2万円大台を回復
きょう前場の東京株式市場は、買い優勢で始まった後も日経平均株価は漸次水準を切り上げ、2万円大台を回復した。前週末の米国株市場ではナスダック指数は軟調だったものの、NYダウは小幅ながら上昇し過去最高値を更新、為替も前場取引時間中に1ドル=111円台に入るなど円安傾向となり、全体リスク選好ムード支えた。前週に売り物が目立った半導体関連などハイテク銘柄が総じて切り返し、全体の地合い改善を後押しした。ただ、売買代金は前場段階で1兆円を下回った。
個別では任天堂<7974.T>が高水準の売買代金を集め上昇、KLab<3656.T>も活況のなか値を飛ばした。ソニー<6758.T>、東京エレクトロン<8035.T>なども高い。ゼリア新薬工業<4559.T>、日本エンタープライズ<4829.T>も大幅高となった。TOKYO BASE<3415.T>、ベクトル<6058.T>なども物色人気に。半面、野村不動産ホールディングス<3231.T>が急落、芦森工業<3526.T>も利食われた。エンシュウ<6218.T>も軟調。森永製菓<2201.T>、JR九州<9142.T>なども冴えない。なお、タカタ<7312.T>はストップ安ウリ気配となっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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