東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数は1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、その他製品、輸送用機器、機械、サービスなど9業種が上昇。一方、医薬品、電気ガス、鉱業、鉄鋼、石油石炭など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、コナミG<9766>が堅調だった半面、中外薬<4519>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、大塚HD<4578>が軟調だった。
前日の米国市場は、相互関税に対する警戒が続くなか、ダウ工業株30種平均は小幅安となる一方、SOX指数やナスダック総合指数は上昇した。東京市場も米テック株高を支援材料に買いが先行した。需要イベントを前にしたリバランス中心とみられる展開のなか、このところ堅調地合いが続いていた銀行株や商社株などバリュー株が売られた半面、直近で売られていた銘柄を買い戻す流れとなった。
日経平均は続伸したものの、投資家の関心は相互関税の全容を確認したいところであろう。「ベッセント財務長官は、貿易相手国は引き下げに向け交渉する余地があると示唆した」と米メディアが報じており、全容が判明すればアク抜けにつながると期待する向きは多い。しかし、詳細な内容が明らかになっても、日本経済にどの程度悪影響を及ぼすのかは未知数で、先行き不透明感は拭えず、相場が上昇しても自律反発の域を抜け出ないとみる投資家も少なくない。
<CS>
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