東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、海運、精密機器、非鉄金属、銀行など10業種が上昇。一方、保険、その他金融、証券商品先物、不動産、その他製品など23業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、ダイキン<6367>が軟調だった。
前日の米国市場は、昨年11月の米雇用動態調査(JOLTS)や12月のISMサービス業景況指数が市場予想を上回り、インフレ懸念が高まるなかで米長期金利の上昇が重荷となった。東京市場もテック株中心に売られ、日経平均の下げ幅は一時350円を超えた。しかし、生成人工知能(AI)に関する期待は根強く、東エレクやアドバンテスの主力の半導体関連が切り返したほか、出遅れ感の目立つ中小型の半導体関連株にも投資資金が向かった。
前日の米国株安を考慮すると、本日の東京市場では半導体関連株に対する下押し圧力は強まるのではないかと考える向きは多かったものの、AI需要の盛り上がりが続くとの期待から意外高となった。また、日経平均は4万円を挟んだ展開となっているが、米国市場は9日、カーター元米大統領の国葬で休場になり、10日には米雇用統計の発表を控えているため、海外勢が積極的に売り買いを仕掛けてくるとは想定しづらく、目先は短期筋中心の商いが中心となりそうだ。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
リクルートのニュース一覧- 日経平均9日大引け=続落、375円安の3万9605円 今日 15:32
- 15時の日経平均は400円安の3万9580円、アドテストが67.6円押し下げ 今日 15:01
- 日経平均は448円安、今晩の米株式市場は休場 今日 14:51
- 14時の日経平均は498円安の3万9482円、アドテストが57.35円押し下げ 今日 14:01
- 13時の日経平均は529円安の3万9451円、東エレクが58.69円押し下げ 今日 13:01
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
リクルートホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
リクルートホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。