東京株式(前引け)=反落、利益確定売りで下値探る
きょう前場の東京市場は、外国為替市場での円安などを追い風に寄り付きこそ日経平均は高く始まったが、大型連休の谷間で買いは続かず、すぐにマイナス圏に沈む展開となった。その後は次第安となり漸次水準を切り下げたが、売り圧力も限定的であり、下げ幅は前引け時点で70円強にとどまっている。米アップルの好決算を背景に電子部品株や半導体関連株が買われた一方、原油市況急落を背景に資源関連株が値を下げ、ここ上昇基調を強めていた不動産株などにも利益確定の動きが表面化した。
個別では任天堂<7974.T>が堅調、JT<2914.T>も買いを集めた。キーエンス<6861.T>、村田製作所<6981.T>なども買いが優勢。アウトソーシング<2427.T>が大幅高に買われ、セレス<3696.T>、Gunosy<6047.T>なども値を飛ばした。ヤマトホールディングス<9064.T>も物色人気。半面、ファナック<6954.T>が冴えず、ソフトバンクグループ<9984.T>も軟調。トヨタ自動車<7203.T>も利食いに押された。伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>、フォスター電機<6794.T>が急落、IBJ<6071.T>も安い。
出所:minkabuPRESS
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