大引けの日経平均は前日比42.32円高の23516.59円となった。東証1部の売買高は9億6767万株、売買代金は1兆9159億円だった。業種別では、ゴム製品、空運業、鉱業が上昇率上位だった。一方、その他製品、精密機器、小売業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の50%、対して値下がり銘柄は45%となった。
個別では、日経平均構成銘柄に新規採用されたネクソン<3659>が売買代金、上昇率ともに東証1部トップ。その他売買代金上位ではファナック<6954>が堅調で、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>は小幅に上昇した。決算が好感された中外薬<4519>は3%の上昇。一部証券会社の投資判断引き上げが観測されたブリヂス<5108>、国産旅客期事業を凍結と報じられた三菱重<7011>、SBI<8473>との資本提携が報じられた東和銀<8558>、業績上方修正を発表した横河ブHD<5911>などは大幅高となった。一方、米インテルが決算を受けて時間外取引で急落し、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>といった半導体関連株に売りが出た。任天堂<7974>などのグロース(成長)株も軟調で、ソフトバンクG<9984>は小幅に下落。日立建<6305>は日立<6501>が保有株を売却すると報じられて後場値を崩し、東証1部下落率トップとなった。
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