【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、米株高を受け半導体などが買われる (11月22日)
日経平均株価
始値 38146.98
高値 38420.63(11:29)
安値 38085.13(09:12)
大引け 38283.85(前日比 +257.68 、 +0.68% )
売買高 16億8134万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆7897億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は257円高と3日ぶり反発、一時3万8400円台に
2.前日のNYダウは461ドル高と大幅続伸、ナスダック指数も反発
3.米株高を背景に東京市場も上昇、半導体や銀行株などが買われる
4.東エレクやアドテスト、ディスコが値を上げ、三菱UFJが堅調
5.IHIや郵船、商船三井が安く、任天堂やSMC、第一三共が軟調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比461ドル高と続伸した。トランプ次期米大統領による減税や規制緩和への期待から景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発。前日のNYダウが大幅高となったことを受け、半導体関連や銀行株などが買われた。
前日の米株式市場では、NYダウは大幅続伸し、ナスダック指数も反発した。これを受け、東京市場も買いが優勢となり値を上げてスタート。朝方の買い一巡後は一時50円超高まで上昇幅が縮小し3万8000円ラインに接近する場面があったが、下値には買いが入り、その後3万8400円台まで値を上げた。後場に入ってからは、3万8300円台を中心とする一進一退の展開が続き上値は重い展開となった。半導体関連や銀行、電線株が買われ、海運株が軟調だった。
個別銘柄では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、東京海上ホールディングス<8766>が値を上げた。フジクラ<5803>や古河電気工業<5801>、住友電気工業<5802>が買われた。ファーストリテイリング<9983>やリクルートホールディングス<6098>がしっかり。
半面、IHI<7013>やディー・エヌ・エー<2432>が安く、日本郵船<9101>や商船三井<9104>が値を下げた。任天堂<7974>やSMC<6273>、第一三共<4568>が軟調でニデック<6594>や楽天グループ<4755>、中外製薬<4519>、オリエンタルランド<4661>が下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、アドテスト <6857>、NTTデータ <9613>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約153円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、スズキ <7269>、第一三共 <4568>、オムロン <6645>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約27円。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)非鉄金属、(3)繊維製品、(4)サービス業、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)医薬品、(3)電気・ガス業、(4)輸送用機器、(5)精密機器。
■個別材料株
△大林組 <1802> [東証P]
SMBC日興証券が投資評価と目標株価を引き上げ。
△ダイダン <1980> [東証P]
データセンター関連として投資マネーが再攻勢。
△ユナイテッド <2497> [東証G]
今3月期売上高・利益ともに大幅上方修正。
△帝人 <3401> [東証P]
エフィッシモの株式買い増しで株式価値向上に向けた思惑高まる。
△データセク <3905> [東証G]
台湾のEMS大手と業務提携に向け基本合意。
△スピー <4499> [東証S]
「金融庁がステーブルコイン仲介業の新設検討」との報道。
△HOUSEI <5035> [東証G]
AI用高性能サーバー提供する新事業開始。
△千代建 <6366> [東証S]
海外子会社への保険金の代位求償訴訟で原告請求が棄却と発表。
△FフォースG <7068> [東証G]
25年5月期の初配当実施を好感。
△ニトリHD <9843> [東証P]
一時1ドル=153円台まで円高進行し物色意欲増す。
▼オルトP <3672> [東証S]
新株予約権発行による潜在的な希薄化を懸念。
▼ウイルコHD <7831> [東証S]
上場維持基準の計画期間変更に関して開示。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ID&EHD <9161>、(2)セレス <3696>、(3)さくらネット <3778>、(4)T&Gニーズ <4331>、(5)日東紡 <3110>、(6)りたりこ <7366>、(7)アステリア <3853>、(8)日シス技術 <4323>、(9)BEENOS <3328>、(10)ペプドリ <4587>。
値下がり率上位10傑は(1)ユニオンツル <6278>、(2)ケアネット <2150>、(3)アイスタイル <3660>、(4)ソースネクス <4344>、(5)新晃工 <6458>、(6)中国電 <9504>、(7)セルシス <3663>、(8)GENOVA <9341>、(9)イーレックス <9517>、(10)マクビープラ <7095>。
【大引け】
日経平均は前日比257.68円(0.68%)高の3万8283.85円。TOPIXは前日比13.72(0.51%)高の2696.53。出来高は概算で16億8134万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1116、値下がり銘柄数は470となった。東証グロース250指数は634.81ポイント(0.83ポイント安)。
[2024年11月22日]
株探ニュース
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