大引けの日経平均は前日比188.17円高の23520.01円となった。年初来高値を更新した。東証1部の売買高は12億5976万株、売買代金は2兆2015億円だった。業種別では、建設業、石油・石炭製品、証券が上昇率上位だった。一方、ゴム製品、非鉄金属、電気・ガス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の59%、対して値下がり銘柄は37%となった。
個別では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>などが堅調。ファーストリテは引けにかけて一段高となり、日経平均を約43円押し上げた。堅調な決算だった太陽誘電<6976>は売り買い交錯も終値では2%近い上昇。前日売られたダイフク<6383>は商いを伴って急反発し、アドバンテス<6857>やZHD<4689>も上げが目立った。認知症薬の開発継続を発表した大塚HD<4578>は後場急伸。また、福島銀<8562>
が連日で東証1部上昇率トップとなり、東芝<6502>が完全子会社化を検討と報じられた東芝プラ<1983>なども上位に顔を出した。一方、売買代金トップのソフトバンクG<9984>やトヨタ自<7203>がさえない。ただ、ソフトバンクGは引けにかけて下げ渋った。
資生堂<4911>は小幅に下落。オルトプラス<3672>はゲームアプリのリリース延期を嫌気した売りが続き、三井金<5706>は業績予想の下方修正がネガティブ視され、東証1部下落率上位に顔を出した。
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