東京株式(前引け)=ドル安・円高など嫌気してやや売り優勢に
きょう前場の東京株式市場は、買い優勢で始まったものの続かず、寄り後ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。ジャクソンホール経済シンポジウムでは、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁ともに金融政策への言及を避けたが、対ドルで円高が進み自動車など輸出株が軟調だったほか、メガバンクなど金融株にも売りが目立った。一方、個別株物色意欲は継続し、下値に対しても底堅さを発揮している。売買代金は8000億円台と低調な商いが続いている。
個別では任天堂<7974.T>が堅調、ブリヂストン<5108.T>もしっかり。エイチ・アイ・エス<9603.T>、鳥貴族<3193.T>、ヤマシンフィルタ<6240.T>が大幅高、GSIクレオス<8101.T>、JPホールディングス<2749.T>なども買われた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えず、SUBARU<7270.T>など自動車株も安い。東邦チタニウム<5727.T>が急落、石川製作所<6208.T>、オカモト<5122.T>なども大きく下げた。アイロムグループ<2372.T>も安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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