「石油」が7位に浮上、中東リスクの高まりで<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「石油」が7位に浮上している。
中東情勢を巡る地政学リスクがにわかに高まっている。パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織「ハマス」が7日、イスラエルを奇襲した。多数のロケット弾を発射したほか、戦闘員を越境させ民間人を拉致するなどしたという。イスラエルは報復攻撃を行い、戦争状態に突入している。
産油国が多い中東の政情不安は世界的な石油供給への懸念を強め、原油相場の上昇を招く。米原油指標のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は週明け9日、一時前週末比5%を超える上昇をみせた。翌10日は大幅高の反動で下落したものの、中東情勢を横にらみに当面は神経質な値動きが続きそうだ。
こうしたなか、株式市場では原油価格の上昇が収益機会の拡大につながる銘柄が注目されている。石油元売りのENEOSホールディングス<5020.T>や出光興産<5019.T>、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>、資源開発のINPEX<1605.T>や石油資源開発<1662.T>のほか、伊藤忠商事<8001.T>や双日<2768.T>、三井物産<8031.T>といった商社株が挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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