【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、半導体関連が買われ3万9000円台回復 (2月6日)
日経平均株価
始値 38977.58
高値 39190.13(09:29)
安値 38851.51(11:11)
大引け 39066.53(前日比 +235.05 、 +0.61% )
売買高 21億7270万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆5201億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、3万9000円台を終値で回復
2.朝高後に軟化するも、後場は買い直される展開に
3.日銀審議委員の発言受け円高進行、輸出株に逆風
4.その後ドルが買い戻され、つれて日経平均も上昇
5.値上がり銘柄数7割超、半導体株高が全体相場牽引
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比317ドル高と続伸した。米長期金利の低下や決算を発表したアムジェン
東京市場では、朝方に日経平均株価が上昇して始まった後に値を消す展開だったが、後場に入って買い直された。日経平均は3万9000円台を終値で回復した。
6日の東京市場は、前場は前日同様に日経平均が朝方高く始まった後、ほぼ一直線に上げ幅を縮小する展開だったが、後場に入ると買い直され次第高に転じた。外国為替市場でドル安・円高が進み、これが輸出セクターには向かい風となったものの、半導体関連が強い動きを示したことで全体指数を支える格好となった。前場取引時間中に行われた日銀審議委員の講演でタカ派的な発言がみられ、外国為替市場で円高が加速した。しかし、1ドル=152円台を割り込んだ後、今度はドルが一貫して買い戻される展開となり152円台半ばまで円安方向に押し返された。日経平均も為替の動きに連動する形で再浮上する展開となっている。業種別では33業種中27業種が高く、値上がり銘柄数は1200近くに達しプライム市場全体の73%を占めた。
個別では、売買代金首位となったディスコ<6146>が活況高の様相を呈したほか、フジクラ<5803>も頑強。ルネサスエレクトロニクス<6723>が大幅高に買われた。東京エレクトロン<8035>も堅調だった。IHI<7013>が商いを伴い高く、任天堂<7974>も上昇した。日産自動車<7201>も買い戻しの動きが優勢だった。バンダイナムコホールディングス<7832>が値を飛ばした。プロトコーポレーション<4298>が値上がり率トップに買われ、東亜道路工業<1882>、ミガロホールディングス<5535>、AZ-COM丸和ホールディングス<9090>などが急騰した。
半面、トヨタ自動車<7203>が売りに押され、ホンダ<7267>も利食われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が軟調、伊藤忠商事<8001>も安い。KDDI<9433>、ダイキン工業<6367>の下げも目立つ。JMDC<4483>が値下がり率トップに売り込まれ、システムサポートホールディングス<4396>、ユナイテッドアローズ<7606>、カナデビア<7004>などが急落。富士フイルムホールディングス<4901>も大幅安。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、バンナムHD <7832>、コナミG <9766>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約218円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、ダイキン <6367>、富士フイルム <4901>、キッコマン <2801>、ホンダ <7267>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約145円。
東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)その他製品、(3)証券商品先物、(4)ガラス土石製品、(5)精密機器。一方、下落率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)銀行業、(3)卸売業、(4)情報・通信業、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△SBIレオス <165A> [東証G]
今期最高益見通しと株主優待導入。
△東亜道 <1882> [東証P]
「配当性向100%」目標設定で配当予想を大幅に増額修正。
△Kudan <4425> [東証G]
「Kudan SLAM」搭載のAR放送向けロボットカメラ販売へ。
△冶金工 <5480> [東証P]
10-12月期経常利益89%増で記念配当20円を実施。
△ミガロHD <5535> [東証P]
10-12月期の営業利益2.7倍に。
△浜井産 <6131> [東証S]
MBO発表でTOB価格1320円にサヤ寄せ。
△GMOメディ <6180> [東証G]
25年12月期は2ケタ増益で増配見込み、株主優待制度も導入へ。
△芝浦電子 <6957> [東証S]
台湾ヤゲオが1株4300円でTOB開始予定と発表。
△AZ丸和HD <9090> [東証P]
10-12月期経常利益6%増。
△CBGM <9852> [東証S]
政投銀とマーキュリア <7347> がTOB。
▼JMDC <4483> [東証P]
4-12月期(3Q累計)最終は3%減益で着地。
▼オルガノ <6368> [東証P]
今期業績予想引き上げも受注高減額を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)プロト <4298>、(2)東亜道 <1882>、(3)AZ丸和HD <9090>、(4)ミガロHD <5535>、(5)ルネサス <6723>、(6)冶金工 <5480>、(7)スカパーJ <9412>、(8)バンナムHD <7832>、(9)日電硝 <5214>、(10)富士急 <9010>。
値下がり率上位10傑は(1)JMDC <4483>、(2)システムサポ <4396>、(3)Uアローズ <7606>、(4)カナデビア <7004>、(5)富士フイルム <4901>、(6)松風 <7979>、(7)キッコマン <2801>、(8)インテリW <4847>、(9)モノタロウ <3064>、(10)オルガノ <6368>。
【大引け】
日経平均は前日比235.05円(0.61%)高の3万9066.53円。TOPIXは前日比6.79(0.25%)高の2752.20。出来高は概算で21億7270万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1192、値下がり銘柄数は394となった。東証グロース250指数は670.13ポイント(15.25ポイント高)。
[2025年2月6日]
株探ニュース
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