堅調な外部環境を材料に日経平均は続伸でスタート。寄り付き後、TOPIXコア30銘柄など大型株を中心に買いが入ったことから、日経平均は上げ幅をじりじりと拡大し、11月20日の年初来高値33853.46円(取引時間中)にあと数十円の水準まで上昇するなど強い地合いとなった。後場は、為替市場でドル・円が朝方比でやや円高に振れたことなどから、日経平均の上値は重くなったが、前日比400円超の大幅続伸で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比456.55円高(+1.37%)の33675.94円となった。東証プライム市場の売買高は16億4478万株、売買代金は4兆1823億円だった。セクターでは、海運業、機械、化学、証券・商品先物取引業、その他金融業などが上昇した一方、電気・ガス業、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業、銀行業、情報・通信業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は57%、対して値下がり銘柄は37%となっている
日経平均採用銘柄では、一部証券会社が投資判断を引き上げたことからTOPPAN<7911>が大幅高となったほか、引き続き川崎汽船<9107>も買われた。また、米住宅着工件数が想定以上の伸びを見せたことで信越化学<4063>も上昇したほか、マツダ<7261>、大日本印刷<7912>、三菱重工業<7011>、ファーストリテ<9983>の上昇が目立った。その他の銘柄では、クラボウ<3106>、イーレックス<9517>、鎌倉新書<6184>の上げが目立った。
一方、昨日、日本銀行の金融政策決定会合で「金融政策の現状維持」が発表されたことから、千葉銀行<8331>、コンコルディアHD<7186>、ふくおかFG<8354>など地銀株が下落となったほか、半導体関連で買われていたスクリーンHD<7735>が売られた。また、関西電力<9503>も昨日に続き売り優勢となった。その他の銘柄では、楽天銀行<5838>、ISID<4812>の下げが目立った。
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