東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、電気ガス、保険、その他製品、海運、鉄鋼など30業種が上昇。一方、輸送用機器、建設、ガラス土石の3業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、テルモ<4543>、ソフトバンクG<9984>、バンナムHD<7832>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、日東電工<6988>、オムロン<6645>、サイバー<4751>が軟化した。
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利上げやパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見内容は大方の想定通りの結果でサプライズはなかった。むしろ、前日に発表したアドバンテスの1Q決算が市場ムードをやや悪化させたようだ。しかし、日銀の金融政策決定会合の結果待ちとのムードが強く、次第に様子見ムードが広がり、前日の終値を挟んでの動きだった。後場に入ると、状況は一変。日経平均の上げ幅は200円を超えた。関係者からは「FOMCを波乱なく通過したため、イベントリスクを警戒して売り立てていた海外勢が買い戻しを入れたことがきっかけになった」との声も聞かれた。
日経平均は25日線を上抜けたことから買いに弾みが付いた形だが、このままの流れが続けば、早晩5日線と25日線がゴールデンクロスする可能性が高く、再び先高期待が高まる可能性があるとの声が聞かれ始めている。ただ、日銀の金融政策決定会合の結果のなか、現状維持との見方が多いが、イールドカーブコントロールの調整が行われるのではないかとの見方も残っており、結果を見極めたい状況だろう。国内でも主要ハイテク企業などの決算発表が本格化するため、業績動向を確認したいと考える投資家も多いようだ。
<CS>
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