大引けの日経平均は前日比20.64円高の23475.53円となった。東証1部の売買高は11億6886万株、売買代金は2兆1398億円だった。業種別では、情報・通信業、食料品、医薬品が上昇率上位だった。一方、海運業、ゴム製品、鉱業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の62%、対して値下がり銘柄は34%となった。
個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が4%を超える上昇となり、日経平均を約64円押し上げた。エムスリー<2413>は6%を超える上昇で、約33円の押し上げ要因。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを引き継いだもので、売買代金上位ではレーザーテック<6920>やチェンジ<3962>も大幅高となった。その他ではソフトバンク<9434>、ソニー<6758>、KDDI<9433>などが堅調で、任天堂<7974>は小幅に上昇。業績上方修正のライフコーポ<8194>やケーヨー<8168>は急伸し、シラスウナギの人工生産に成功した新日科学<2395>が東証1部上昇率トップとなった。一方、三菱UFJ<8306>などのメガバンク株やファーストリテ<9983>がさえない。トヨタ自<7203>が小幅に下げ、ホンダ<7267>は2%超下落した。パーク24<4666>は決算を嫌気した売りがかさみ、ディア・ライフ<3245>は売り気配のままストップ安比例配分となった。
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