個別では、メルカリ<4385>が週間で5.8%高、ミクシィ<2121>が同1.0%高となるなど、マザーズ時価総額上位は全般堅調だった。そーせいグループ<4565>は同14.3%高と急伸。慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬の中国での販売開始が材料視された。売買代金上位では、米航空宇宙局(NASA)との共同事業を発表した窪田製薬HD<4596>、好決算のエニグモ<3665>などが活況。また、シリコンスタジオ<3907>などが週間のマザーズ上昇率上位に顔を出した。一方、エーザイ<4523>の急落とともにオンコリスバイオファーマ<4588>などこれまで人気だったバイオ関連株の一角が大きく売られ、下落率上位に並んだ。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同4.5%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同11.2%高と堅調。ハーモニックは主力ハイテク株の買いが波及したようだ。セリア<2782>は同3.0%安と軟調だった。売買代金上位ではUTグループ<2146>などが買い優勢。ケイブ<3760>は増資等を受けた買いが続き、週間のジャスダック上昇率上位に顔を出した。反面、ラクオリア創薬<4579>などは売りに押され、地域新聞社<2164>が下落率トップとなった。IPOでは5社が新規上場し、ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>やギークス<7060>などがしっかりした初値形成だった。ただ複数上場による資金分散の影響も強く、KHC<1451>は公開価格割れでのスタートとなった。
今週の新興市場では、実質的に新年度相場入りとなるが、株式相場全体の地合いを睨みながらの中小型株物色が続きそうだ。先週末の米国市場で世界経済の減速懸念からNYダウが急反落し、こうした海外株安を受けてリスク回避目的の売りが出る場面もあるだろう。新規の資金が流入している感も乏しいが、大きな値幅を狙った中小型株物色は依然活発で、相場の下支えになるとみられる。マザーズ指数は900pt台前半から半ばで推移しそうだ。
IPOラッシュが続くなか、先週は需給懸念などから初値買いの勢いがやや鈍った印象もある。しかし、初値が大きく飛ばなければセカンダリーでの参加妙味は大きい。ギークスは初値形成後、ストップ高を付ける場面があった。直近IPO銘柄ではカオナビ<4435>やリックソフト<4429>も強い値動き。なお、今週は3月28日に夢の街創造委員会<2484>、GameWith<6552>などが決算発表を予定している。
IPO関連では、3月25日のgooddaysHD<4437>など6社が新規上場する。28日は3社同時となり、日本ホスピスHD<7061>など株式市場では事業内容に新規性のある銘柄が多いものの、やや需給面に懸念がある。反対に29日のWelby<4438>など2社は軽量感があり、初値期待も高いようだ。なお、先週はハウテレビジョン<7064>(4月24日、マザーズ)など3社の新規上場が発表されている。
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