一時ストップ安。20年3月期の営業利益を従来予想の4.72億円から3.41億円(前期実績4.46億円)に下方修正。人材紹介売上高で成約単価の上昇があったものの、成約プロセス見直しなどの改善策の立ち上がりが遅れ、成約件数が当初予想を下回る見込みとなったため。同時に発表した第3四半期累計の営業利益は前年同期比15.8%減の2.93億円で着地した。
<7748> ホロン 5650 +705
ストップ高。20年3月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比154.5%増の13.64億円と発表している。主力製品のフォトマスク用CD-SEM「Zシリーズ」やフォトマスク用DR-SEM(観察及び分析)「LEXaシリーズ」などが好調だったことから利益が拡大した。通期予想は前期比38.0%増の11.20億円で据え置いた。第3四半期累計時点で既に上回っていることから上方修正への期待が広がっている。
<4424> Amazia 7220 +1000
ストップ高。20年9月期第1四半期の営業利益を前年同期比289.3%増の2.96億円と発表している。マンガアプリ「マンガBANG!」の主力コーナーで旧作を中心にマネタイズを実現し、出版社との信頼関係を深めて配信作品数を増加したことが奏功した。通期予想は前期比31.6%増の5.47億円で据え置いた。現時点で上期計画2.87億円を超えており、第1四半期の好調なスタートが評価されている。
<4385> メルカリ 2338 +173
大幅に7日続伸。20年6月期第2四半期累計の営業損益を139.06億円の赤字(前年同期実績36.54億円の赤字)と発表。広告宣伝費や人件費の増加などが響いた。ただ、フリマアプリの流通総額や決済サービス「メルペイ」の利用者数が拡大し、売上高が38.7%増の329.93億円と伸長したことが好感されている。4日にNTTドコモ<9437>と業務提携契約を締結すると発表したことも買い材料視されたようだ。
<8887> リベレステ 909 +16
大幅に続伸。110万株(10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は9.33%。6日終値(893円)で7日朝方の立会外取引で買い付けを委託する。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。自社株買いに加え、1月30日に昨年来高値(930円)を記録してから株価が軟調に推移していたことも買いやすさにつながったようだ。
<4690> 日パレット 4865 +700ストップ高。20年3月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比215.8%増の3.96億円と発表している。石油化学樹脂関連企業向けのレンタルなどが好調だった。コスト削減で売上原価率が低下したことも利益を押し上げた。通期予想は前期比79.3%増の4.61億円で据え置いた。進捗率は85.9%。同社は4日に業績修正しているが、計画を上回って着地する可能性があるとの見方から買いが入っている。 <ST>
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