■概況■932.04、+15.28
25日(月)のマザーズ市場は6営業日続伸となった。トランプ大統領のツイッター発言なども含め、米中協議の進展期待を背景に新興市場も買いが先行。主力市場で手掛けにくさが意識されるなか、バイオ株などを中心に物色が続き、マザーズ指数は終日堅調な値動きとなった。なお、マザーズ指数は6営業日続伸、売買代金は概算で1386.56億円。騰落数は、値上がり160銘柄、値下がり106銘柄、変わらず6銘柄となった。
◆注目銘柄◆
個別では、アンジェス<4563>がマザーズ売買代金トップにランクイン。オンコリス<4588>、ソレイジア<4597>、ブライトパス・バイオ<4594>などのバイオ関連も軒並み買われた。また、ITbookHD<1447>はストップ高。グループ会社が画像認識AIを利用した全長ボーリング「コア」(セメントによる地盤改良施工時に改良体より採取した供試体)判定アプリケーションの開発に業界で初めて成功したと発表し関心を集めた。また、セキュリティ対策を強化した「セキュアQRコードリーダー」を開発し、提供を開始したと発表したメディアシーク<4824>も急騰。一方、直近で強い値動きが続いていたベルトラ<7048>には利食いの動きが広がり、サンバイオ<4592>、HEROZ<4382>、Kudan<4425>なども売りに押された。 なお、22日に上場し、買い注文が殺到して取引が成立していなかった識学<7049>は公開価格(1800円)の約2.5倍となる4550円で初値を付けた。
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【小幅に7日続伸、バイオ株など活況】26日(火)
■概況■932.61、+0.57
26日(火)のマザーズ市場では、前日の米株高や日経平均の続伸スタートを受けて買いが先行した。アンジェス<4563>を中心としたバイオ株が活況となり、直近IPO銘柄の一角も大きく買われた。後場に入ると「インド空軍がパキスタンを空爆した」などと伝わり、日経平均の弱含みとともにマザーズ指数もマイナスへ転じる場面があった。しかし個人投資家の物色意欲は根強く、押し目買いが入り持ち直した。なお、マザーズ指数は小幅に7日続伸、売買代金は概算で1889.41億円。騰落数は、値上がり96銘柄、値下がり168銘柄、変わらず6銘柄となった。
◆注目銘柄◆
個別では、アンジェスが全市場売買代金トップで15%近い上昇。遺伝子治療薬の承認を好感した買いが続いた。その他のマザーズ売買代金上位では、総医研<2385>、SOSEI<4565>や前日に初値を付けた識学<7049>が上昇し、昨年12月上場のKudan<4425>やリンク<4428>は大幅高となった。株式分割の実施を発表したイーソル<4420>は急伸。また、窪田製薬HD<4596>やリアルワールド<3691>はストップ高水準で取引を終えた。リアルワールドは子会社の資本業務提携が材料視された。一方、オンコリス<4588>は利益確定売りに押され、サンバイオ<4592>、メルカリ<4385>、UUUM<3990>もさえない。また霞ヶ関キャピタル<3498>が大幅反落し、マザーズ下落率トップとなった。 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したリックソフト<4429>は買い気配のまま初値が付かなかった。
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【8営業日続伸、IPOリックソフトの初値は2.3倍】27日(水)
■概況■939.41、+6.8
27日(水)のマザーズ市場はバイオ関連への物色が続き、8営業日続伸となった。26日の米株式市場でNYダウは33ドル安と3日ぶりに反落した流れを受け、本日のマザーズ市場は朝方はやや売りが先行した。しかし、アジア株式市場の上昇を背景に、個人投資家心理は好転し、マザーズ銘柄に対しても積極的に手がけやすくなる状況となった。なお、売買代金は概算で1406.37億円。騰落数は、値上がり180銘柄、値下がり79銘柄、変わらず14銘柄となった。
◆注目銘柄◆
値上がり率上位では、メディアフラッグ<6067>がストップ高比例配分となったほか、霞ヶ関キャピタル<3498>や窪田製薬HD<4596>がストップ高水準まで買い進まれた。売買代金上位では、オンコリス<4588>、識学<7049>、そーせい<4565>、サンバイオ<4592>、UUUM<3990>が上昇。一方で、アンジェス<4563>が5営業日ぶりに反落となったほか、メルカリ<4385>、リンク<4428>、ユーザベース<3966>は軟調。 なお、前日にマザーズ市場へ新規上場し、上場2日目のリックソフト<4429>の初値は公開価格の約2.3倍となる9050円となった。
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【大幅反落、IPOスマレジの初値は約2.3倍に】28日(木)
■概況■918.18、-21.23
28日(木)のマザーズ市場は大幅反落となった。前日の米国株式相場では、米通商代表部のライトハイザー代表が米中貿易協議の楽観論をけん制する発言が嫌気される場面があった。米中協議長期化懸念が高まるなか、個人投資家によるリスク回避の動きを受け、マザーズ市場にも朝方から売りが先行した。アジア株が軟調な動きとなるものの、足元で続いていたバイオ関連に対する物色は本日に関しては一服。なお、売買代金は概算で1534.00億円。騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり199銘柄、変わらず12銘柄となった。
◆注目銘柄◆
値下がり率上位では、窪田製薬HD<4596>が14%安となったほか、アンジェス<4563>、ビープラッツ<4381>、リボミック<4591>、SKIYAKI<3995>が大きく下落。一方で、直近IPO銘柄のリックソフト<4429>やKudan<4425>のほか、UUUM<3990>、メルカリ<4385>、フィンテックグローバル<8789>、フリークアウトHD<6094>は上昇。 なお、本日マザーズ市場に上昇したスマレジ<4431>の初値は公開価格比約2.3倍となる3225円、フロンティアインターナショナル<7050>の初値は同比12.7%高の2715円となった。
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【大幅反発、バイオ株に押し目買いの動き】3月1日(金)
■概況■928.97、+10.79
3月1日(金)のマザーズ市場は大幅反発となった。前日に米10-12月期の米実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回った流れから、円相場は1ドル=111円台半ばに下落。円安進行を好感して、マザーズ市場にも朝方から買いが先行した。バイオ株に対する押し目買いの動きもみられるなか、ランチタイムにかけて短期筋による225先物への買い戻しが確認され、センチメントが好転したことからマザーズ指数も後場寄付直後に一段高となった。その後は、週末を控えていることから、大引けにかけて利益確定の動きも散見され、高値圏でのこう着に。なお、売買代金は概算で1261.77億円。騰落数は、値上がり174銘柄、値下がり89銘柄、変わらず13銘柄となった。
◆注目銘柄◆
値上がり率上位では、プロパティデータバンク<4389>やフロンティアインターナショナル<7050>がストップ高となったほか、販売とプロモーションを支援するサービス「CATAPULT」を商品・サービスの海外テストマーケティングプラットフォームとして提供すると発表したアジャイルメディア・ネットワーク<6573>が大幅高になった。売買代金上位では、アンジェス<4563>、UUUM<3990>、オンコリス<4588>、ブライトパス<4594>、リンク<4428>が上昇。一方で、リックソフト<4429>、Kudan<4425>、リネットジャパン<3556>は下落。
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