大引けの日経平均は前日比508.24円安の21382.62円となった。およそ4カ月ぶりの安値水準となる。東証1部の売買高は21億3748万株、売買代金は4兆0017億円だった。
業種別では、全33業種がマイナスとなり、鉱業、石油・石炭製品、パルプ・紙、機械、保険業が下落率上位だった。一方、精密機器は比較的小幅な下げにとどまった。
個別では、指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>やファナック<6954>、決算がネガティブ視された日産自<7201>などは3%超下げた。米国市場の流れからSUMCO<3436>や信越化<4063>といった半導体関連株が大きく売られ、コマツ
<6301>なども下げ目立つ。その他売買代金上位も任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、など全般軟調。西武HD<9024>やDeNA<2432>は決算を受けて急落した。また、オプトHD<2389>、ノーリツ鋼機
<7744>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではソフトバンクG<9984>やSUBARU<7270>が逆行高。決算が評価された資生堂<4911>は4%超上昇し、ネクソン<3659>は商いを伴って急伸した。バンナムHD<7832>は後場上げ幅を急拡大。また、日本化<4092>、ヨータイ<5357>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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