日経平均株価
始値 38473.41
高値 38555.84(09:36)
安値 38281.70(11:16)
大引け 38470.38(前日比 -16.86 、 -0.04% )
売買高 15億9574万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆3545億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反落も下げ幅はわずか16円
2.前週末の米株安受け、半導体関連株に売りがかさむ
3.銀行や総合商社などバリュー株が買われ相場支える
4.TOPIXは強調展開、値上がり数は全体の75%占める
5.売買代金は7日ぶり5兆円割れ、2月に入って最低水準
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比145ドル高と3日ぶりに反落した。米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、FRBの早期利下げ期待が後退し売りが優勢となった。
週明けの東京市場では、主力ハイテク株が利食われ日経平均株価は小反落となったが、値上がり銘柄が多くTOPIXは上昇して引けている。
19日の東京市場は、前週末の米株安を引き継ぎ、日経平均は下値を探る展開となった。米国株市場では事前予想を上回る経済指標の発表を受け、改めてFRBによる早期利下げに対する期待が後退、長期金利上昇を背景に利益確定売りを誘発した。東京市場もその流れを引き継ぐかに見えたが、半導体セクターに売りがかさむ一方で、銀行や総合商社などバリュー株への資金流入が顕著となり全体相場を支える形となった。日経平均は途中プラス圏に浮上する場面もあった。TOPIXはほぼプラス圏での推移となり、個別銘柄をみてもプライム市場の値上がり銘柄数は1200を超え全体の75%を占めている。なお、売買代金は7営業日ぶりに5兆円台を下回り、2月に入ってからは最低水準となった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が活況高を演じ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも買われた。三菱商事<8058>、三井物産<8031>など総合商社も値を上げた。三菱鉛筆<7976>が急騰したほか、スノーピーク<7816>に人気が集中し場中に商いが成立せずストップ高配分となった。セック<3741>も値幅制限いっぱいに買われた。このほか、西本Wismettacホールディングス<9260>が大幅高となった。ベステラ<1433>、ぐるなび<2440>も値を飛ばした。
半面、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>などが安く、ソシオネクスト<6526>も下落するなど半導体関連が軟調。任天堂<7974>が大きく値を下げ、リクルートホールディングス<6098>の下げも目立つ。日本CMK<6958>が急落したほか、ギフティ<4449>、ライフドリンク カンパニー<2585>なども大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、テルモ <4543>、三菱商 <8058>、ファナック <6954>、三井物 <8031>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約97円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、任天堂 <7974>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約165円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)水産・農林業、(3)卸売業、(4)証券商品先物、(5)パルプ・紙。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)電気機器、(3)ゴム製品、(4)医薬品、(5)機械。
■個別材料株
△サカタタネ <1377> [東証P]
24年5月期最終利益予想の上方修正と自社株買い発表を好感。
△ベステラ <1433> [東証P]
受注が最高水準で24年1月期業績は計画上振れ。
△三井住友建設 <1821> [東証P]
旧村上ファンド系の買い増し判明を思惑視。
△ピクスタ <3416> [東証G]
「OpenAI API」を活用した「PIXTA検索アシスタント」を公開。
△セック <3741> [東証P]
H3ロケット打ち上げ成功で宇宙関連株にご祝儀買い。
△ヘッドウォ <4011> [東証G]
米データブリックスのSIコンサルパートナー認定。
△アップバンク <6177> [東証G]
PLANAとの資本・業務提携締結を材料視。
△スノーピーク <7816> [東証P]
MBO検討報道を受けてプレミアム期待。
△菱鉛筆 <7976> [東証P]
今期経常益は連続最高益更新を計画。
△クオルテック <9165> [東証G]
「パワー半導体試験の新拠点建設」との報道。
▼日本CMK <6958> [東証P]
公募増資と株式売り出しの発表で希薄化を警戒。
▼任天堂 <7974> [東証P]
次世代ゲーム機の発売時期巡る報道を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)菱鉛筆 <7976>、(2)スノーピーク <7816>、(3)セック <3741>、(4)ウィズメタク <9260>、(5)ベステラ <1433>、(6)ぐるなび <2440>、(7)三井E&S <7003>、(8)ACCESS <4813>、(9)ブイキューブ <3681>、(10)藤田観 <9722>。
値下がり率上位10傑は(1)日本CMK <6958>、(2)ギフティ <4449>、(3)Lドリンク <2585>、(4)芝浦 <6590>、(5)JBCCHD <9889>、(6)メック <4971>、(7)メイコー <6787>、(8)任天堂 <7974>、(9)コクサイエレ <6525>、(10)野村マイクロ <6254>。
【大引け】
日経平均は前日比16.86円(0.04%)安の3万8470.38円。TOPIXは前日比14.96(0.57%)高の2639.69。出来高は概算で15億9574万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1245、値下がり銘柄数は374となった。東証グロース250指数は765.49ポイント(12.24ポイント高)。
[2024年2月19日]
株探ニュース
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