大引けの日経平均は前日比410.65円高の28550.93円となった。東証1部の売買高は11億
5266万株、売買代金は2兆5647億円だった。業種別では、水産・農林業、精密機器、電気機器が上昇率上位だった。一方、海運業、鉱業、石油・石炭製品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の48%、対して値下がり銘柄は47%となった。
個別では、東エレク<8035>が5%の上昇となり、アドバンテス<6857>が4%近く上昇するなど、半導体関連株の一角で上げが目立った。ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>も堅調で、レーザーテック<6920>は小じっかり。米国に医薬品原料の出荷を開始すると発表した日水<1332>は後場急伸した。また、サイゼリヤ<
7581>や吉野家HD<9861>は決算が好感され、サインポスト<3996>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>といった海運株が大きく下落し、米長期金利の低下で三井住友<8316>や三菱UFJ<8306>
といったメガバンク株も軟調。ヒューリック<3003>は公募株の受渡日で売りに押された。また、前期業績修正のセラク<6199>、決算発表の前沢工<6489>やベル24HD<6183>が東証1部下落率上位に顔を出した。
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