*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~海外市場休場で売買低迷で小動きに
26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は小幅反落、海外市場休場で売買低迷で小動きに
・ドル・円はもみ合い、仲値にかけて売りも
・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータ<9613>
■日経平均は小幅反落、海外市場休場で売買低迷で小動きに
日経平均は小幅反落。前日比0.82円安(-0.00%)の33253.21円(出来高概算5億100万株)で前場の取引を終えている。
25日の海外市場はクリスマス休暇のため休場。225ナイト・セッションは通常終値比10円安の33190円と小動きとなった。為替市場も参加者が減少していたことから、1ドル142円40銭水準とこちらも小動き。手掛かり材料に乏しいことから、日経平均は前日終値水準でスタート。本日の海外市場も、香港、オセアニア、英国、欧州市場がクリスマス休暇及びボクシングデーの祝日で休場となっていることから、積極的な売買は手控えられた。前場の日経平均の値幅は100円ほどに留まり、売買高も2営業日連続で5億株台と低迷した。
日経平均採用銘柄では、前日買われていた高島屋<8233>、Jフロント<3086>、三越伊勢丹<3099>など百貨店株が売られたほか、ネクソン<3659>もさえない。また、マツダ<7261>、日産自<7201>など車関連も売られた。その他の銘柄では、インバウンド好調で業績を材料に買われていた藤田観光<9722>が利益確定売りに押された。一方、レーザーテック<6920>、村田製<6981>と半導体関連が買われたほか、ヤマトHD<9064>系企業と連携を発表した鹿島<1812>が買われたが、ヤマトHDは売られた。その他の銘柄では、日本光電<6849>が米ファンドのバリューアクトが5%超保有したことが明らかとなったことから急騰した。
セクターでは、ゴム製品、空運業、陸運業、保険業、輸送用機器などが下落した一方、鉱業、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、その他製品、石油・石炭製品などが上昇した。
後場の東京市場も、海外市場休場が影響して商いは閑散となろう。例年通りであれば、機関投資家が年末年始の休暇に入ることから個人投資家主体の相場展開となり東証グロース市場の中小型株に関心が向かいやすいものの、今年はさほど商い活況となっていない。一部では、個人投資家の資金がNISA(小額非課税制度)を経由して海外株に流れているとの指摘もある。一方、明日27日は12月期決算企業などの権利取り最終日となるため、短期資金は関連銘柄の値幅取りに向かうと想定する。手掛かり材料難も意識されて、権利取りの動きが活発化する可能性もある。
■ドル・円はもみ合い、仲値にかけて売りも
26日午前の東京市場でドル・円はもみ合いとなり、142円前半で推移。仲値にかけて国内勢のドル売りが強まる場面もあり、一時142円11銭まで値を下げた。日経平均株価などアジア株安で円買いも、日銀による大規模緩和で円売りが主要通貨を支える。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円11銭から142円35銭、ユーロ・円は156円59銭から156円87銭、ユーロ・ドルは1.1016ドルから1.1026ドル。
■後場のチェック銘柄
・シャノン<3976>、かっこ<4166>など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータ<9613>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・11月有効求人倍率:1.28倍(予想:1.30倍、10月:1.30倍)
・日・11月失業率:2.5%(予想:2.5%、10月:2.5%)
【要人発言】
・ロシア中央銀行ナビウリナ総裁
「欧米の追加制裁、対応できるように備えている」
<国内>
・14:00 日銀・基調的なインフレ率を捕捉するための指標
<海外>
・休場:NZ、豪、香港、イタリア、独、英、カナダ、南アなど
<CS>
・日経平均は小幅反落、海外市場休場で売買低迷で小動きに
・ドル・円はもみ合い、仲値にかけて売りも
・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータ<9613>
■日経平均は小幅反落、海外市場休場で売買低迷で小動きに
日経平均は小幅反落。前日比0.82円安(-0.00%)の33253.21円(出来高概算5億100万株)で前場の取引を終えている。
25日の海外市場はクリスマス休暇のため休場。225ナイト・セッションは通常終値比10円安の33190円と小動きとなった。為替市場も参加者が減少していたことから、1ドル142円40銭水準とこちらも小動き。手掛かり材料に乏しいことから、日経平均は前日終値水準でスタート。本日の海外市場も、香港、オセアニア、英国、欧州市場がクリスマス休暇及びボクシングデーの祝日で休場となっていることから、積極的な売買は手控えられた。前場の日経平均の値幅は100円ほどに留まり、売買高も2営業日連続で5億株台と低迷した。
日経平均採用銘柄では、前日買われていた高島屋<8233>、Jフロント<3086>、三越伊勢丹<3099>など百貨店株が売られたほか、ネクソン<3659>もさえない。また、マツダ<7261>、日産自<7201>など車関連も売られた。その他の銘柄では、インバウンド好調で業績を材料に買われていた藤田観光<9722>が利益確定売りに押された。一方、レーザーテック<6920>、村田製<6981>と半導体関連が買われたほか、ヤマトHD<9064>系企業と連携を発表した鹿島<1812>が買われたが、ヤマトHDは売られた。その他の銘柄では、日本光電<6849>が米ファンドのバリューアクトが5%超保有したことが明らかとなったことから急騰した。
セクターでは、ゴム製品、空運業、陸運業、保険業、輸送用機器などが下落した一方、鉱業、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、その他製品、石油・石炭製品などが上昇した。
後場の東京市場も、海外市場休場が影響して商いは閑散となろう。例年通りであれば、機関投資家が年末年始の休暇に入ることから個人投資家主体の相場展開となり東証グロース市場の中小型株に関心が向かいやすいものの、今年はさほど商い活況となっていない。一部では、個人投資家の資金がNISA(小額非課税制度)を経由して海外株に流れているとの指摘もある。一方、明日27日は12月期決算企業などの権利取り最終日となるため、短期資金は関連銘柄の値幅取りに向かうと想定する。手掛かり材料難も意識されて、権利取りの動きが活発化する可能性もある。
■ドル・円はもみ合い、仲値にかけて売りも
26日午前の東京市場でドル・円はもみ合いとなり、142円前半で推移。仲値にかけて国内勢のドル売りが強まる場面もあり、一時142円11銭まで値を下げた。日経平均株価などアジア株安で円買いも、日銀による大規模緩和で円売りが主要通貨を支える。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円11銭から142円35銭、ユーロ・円は156円59銭から156円87銭、ユーロ・ドルは1.1016ドルから1.1026ドル。
■後場のチェック銘柄
・シャノン<3976>、かっこ<4166>など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータ<9613>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・11月有効求人倍率:1.28倍(予想:1.30倍、10月:1.30倍)
・日・11月失業率:2.5%(予想:2.5%、10月:2.5%)
【要人発言】
・ロシア中央銀行ナビウリナ総裁
「欧米の追加制裁、対応できるように備えている」
<国内>
・14:00 日銀・基調的なインフレ率を捕捉するための指標
<海外>
・休場:NZ、豪、香港、イタリア、独、英、カナダ、南アなど
<CS>
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