大引けの日経平均は前週末比229.33円安の29538.73円となった。東証1部の売買高は9億5429万株、売買代金は2兆0635億円と1月18日以来の低水準だった。業種別では、海運業、非鉄金属、その他金融業が下落率上位だった。一方、倉庫・運輸関連業、電気・ガス業、鉄鋼が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の37%、対して値上がり銘柄は59%となった。
個別では、前述の安川電が7%の下落。今期大幅増益見通しだが、サプライズなしと受け止められたようだ。イオン<8267>も決算を受けて4%の下落。その他ではレーザーテック<6920>などが軟調で、信越化<4063>は3%の下落となった。ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>は小安い。郵船<9101>が6%の下落となるなど、海運株は利益確定売りがかさんだ。また、イオンFS<8570>が急落し、パイプドHD<3919>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金トップのソフトバンクG<9984>やトヨタ自<7203>は小じっかり。マネックスG<8698>がビットコイン価格上昇を受けて大幅続伸し、東芝<6502>は英ファンドの買収提案の詳細が報じられて急反発した。また、好決算のわらべ日洋<2918>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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