イマジカG<6879>:573円(-79円)
急反落。第三者割当による新株予約権の発行を発表している。第3回新株予約権は4万5000個を発行で当初行使価額は650円、第4回は4万個を発行で当初行使価額は800円となっている。ともに下限行使価額は390円で、割当先は大和証券。手取り概算額は61.28億円で、M&A及び資本業務提携にかかわる費用に充当予定。最大希薄化率は19.09%になることで、売り圧力が強まる展開になっている。
ローソン<2651>:5660円(+260円)
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は142億円で前年同期比12.4%増益、上半期は2.9%の減益計画であり、上振れ推移と捉えられている。主力の国内コンビニが想定通り順調に推移しているほか、成城石井やエンタメ事業が大幅増益となっている。第1四半期としては4年ぶりの増益になっているもよう。特に期待感は反映されていなかったため、見直しの動きにつながる形へ。
サーバーワークス<4434>:16450円(+1050円)
急騰。20年2月期の純利益を従来予想の2.65億円から2.92億円(前期実績3.56億円)に上方修正している。保有するテラスカイ<3915>株を一部売却し、特別利益を計上するため。営業利益予想(3.72億円)は据え置いた。また、8月31日を基準日(実質的には8月30日)に1株につき2株の割合で分割する。このほか、第1四半期(19年3-5月)の営業利益が1.00億円(前期比増減率は非公表)で着地したと発表している。
ファーストリテ<9983>:69300円(+1650円)
続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は2477億円で前年同期比3.7%増益、3-5月期は747億円で同9.3%増益、上半期の同1.4%増益から増益率は拡大へ。国内ユニクロが想定比伸び悩んだが、海外ユニクロやGU事業が想定以上との見方。在庫の抑制が進んでいること、6月国内既存店が好調であったことから、会社側の通期計画達成期待も高まる方向。
メディシノバ<4875>:1020円(+23円)
急騰。進行型多発性硬化症(進行型MS)を適応とするMN-166(イブジラスト)のフェーズ3臨床治験計画概要に関し、米国食品医薬品局からフィードバックを受け、方針を決定したと発表している。再発を伴わない二次性進行型MSのみを対象に患者登録を行うほか、主要評価項目は総合障害度評価スケールで評価される3カ月持続する身体障害の進行リスクとする。決定を受け、新薬開発への期待から買いが入っているようだ。
安川電<6506>:3385円(-180円)
大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は71.9億円で前年同期比58.2%減益、市場予想を20億円程度下振れたとみられる。米国での売上高減少などにより、ロボット事業の収益性が大きく低下したもよう。全体の受注高は前四半期比で増加しているものの、中国における季節的な要因が大きいとみられ、今後の反動を懸念する声もあるもよう。通期予想は据え置いているが、下振れの可能性は一段と高まったとの見方にも。
創通<3711>:1960円(+18円)
大幅高。19年8月期の年間配当を従来予想の36.00円から45.00円(前期実績37.00円)に増額修正している。主力キャラクター「機動戦士ガンダム」が放送開始から40周年を迎えるため、記念配当9.00円を加えた。第3四半期累計(18年9月-19年5月)は前年同期比1.6%減の21.96億円で着地。メディア事業が低調だった一方、ライツ事業は順調に伸びた。通期予想は前期比2.9%減の25.40億円で据え置いた。進捗率は86.5%。
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