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2022/07/05 - ALBERT(3906) の関連ニュース。■コーアツ工業 <1743> 10,100円 (+4,000円、+65.6%) ストップ高 コーアツ工業 <1743> [東証S]がストップ高。6月27日に、9月末の株主を対象に1株を3株にする株式分割を発表、翌28日から急速人気化し、前日まで4営業日連続のストップ高でそのうち3営業日は1本値となっている。4日は、値幅制限拡大の措置がとられ、ストップ高は従来比4倍となる4000円幅に広げられたが、その上限の4000円高まで駆け上がる状況となった。同社はプレストレストコンクリート技術を活用

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前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/07/05 05:20

コーアツ工業 <1743>  10,100円 (+4,000円、+65.6%) ストップ高

 コーアツ工業 <1743> [東証S]がストップ高。6月27日に、9月末の株主を対象に1株を3株にする株式分割を発表、翌28日から急速人気化し、前日まで4営業日連続のストップ高でそのうち3営業日は1本値となっている。4日は、値幅制限拡大の措置がとられ、ストップ高は従来比4倍となる4000円幅に広げられたが、その上限の4000円高まで駆け上がる状況となった。同社はプレストレストコンクリート技術を活用した橋梁建設会社で、構造物杭打ち工事で実績が高い。台風シーズンを控え防災関連(国土強靱化関連)のテーマに乗るが、市場では「株式分割やテーマ性だけでは、この株価急騰は妥当性に乏しいというよりない。小型の品薄株で値が付きにくいという特性に着目した短期資金の買いが入っているもようで、一般投資家は参戦しにくいのではないか」(中堅証券ストラテジスト)という声が出ていた。

ニッソウ <1444>  2,040円 (+400円、+24.4%) ストップ高

 ニッソウ <1444> [名証N]がストップ高。名証ネクスト市場に上場する同社は1日取引終了後、東京証券取引所からグロース市場への上場を承認されたと発表した。東証グロース市場への上場は7月25日で、名証ネクスト市場との重複上場となる。4日は、東証上場に伴う知名度や流動性の向上などを評価する買いが流入した。同時に公募増資も発表した。12万株の公募と15万5000株の売り出し、上限4万1000株のオーバーアロットメントの売り出し・第三者割当増資を行う。調達金額は約2億3300万円で、広告宣伝費や新営業所開設のための費用、人件費などに充てる。発行・売り出し価格決定日は11日から14日のいずれかの日に決定する。

メドレックス <4586>  133円 (+20円、+17.7%)

 メドレックス <4586> [東証G]が5日ぶりに急反騰で年初来高値を更新した。前週末1日の取引終了後、「メマンチン含有経皮吸収型液剤」に関して特許庁から特許査定が通知されたと発表したことが好感された。同特許は、同社独自の経皮吸収技術NCTSを用いたアルツハイマー治療貼付剤MRX-7MLLをカバーするもの。日本のほか、米国で登録されており、欧州、中国でも権利化を目指すとしている。なお、同件が22年12月期業績に与える影響はないという。

■sMedio <3913>  794円 (+100円、+14.4%) ストップ高

 sMedio <3913> [東証G]がストップ高。前週末1日の取引終了後、台湾のキーウィ・テクノロジー社と資本・業務提携し、その子会社で日本法人であるキーウィテクノロジー(東京都港区)を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表しており、これが好材料視された。キーウィテクノロジーに対して30万6000株の新株を発行し、約1億9100万円を調達する。払込期日は7月19日。調達資金はIoTソリューション事業の立ち上げ・拡大や、SaaSアプリケーションの拡張開発などに当てる方針で、財務面の強化のほか、業務提携による企業価値向上も期待できると判断したという。

助川電気 <7711>  1,220円 (+142円、+13.2%)

 助川電気工業 <7711> [東証S]が3日ぶりに急反騰。熱制御技術に強い研究開発型メーカーで原子力関連機器などでも高い実績を有している。電力不足の解消と脱炭素への取り組みという2つの課題をクリアするために、岸田政権では原発再稼働に向け前向きな姿勢を示している。同社はその関連有力株として注目度が高い。エネルギー関連事業部門で核融合関連製品を手掛けるなど、その技術力の高さにも定評がある。

東電HD <9501>  654円 (+75円、+13.0%)

 東証プライムの上昇率トップ。東京電力ホールディングス <9501> [東証P]が続急騰。猛暑による電力需給逼迫を背景に電力料金のスポット価格上昇が続くとの見方が電力株には追い風材料となっている。また、原発再稼働に向けた思惑も高まっており、とりわけ東電が有する世界最大級の柏崎刈羽原発の今後にマーケットの関心が高い。一方、関西電力 <9503> [東証P]も5日移動平均線を足場に目先やや買いが優勢となった。同社は前週末1日に、大飯原発4号機の運転再開時期について、予定されていた7月下旬から1週間程度早まりそうだと発表、これを好感する形で投資資金を引き寄せた。

霞ヶ関C <3498>  2,294円 (+239円、+11.6%)

 霞ヶ関キャピタル <3498> [東証G]が続急騰。前週末1日の取引終了後に、上限を23万株(発行済み株数の2.82%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は7月4日から9月30日までで、取締役及び従業員に対して交付する譲渡制限付株式及びストックオプションへの充当など、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を可能とするために行うという。同時に発表した第3四半期累計(21年9月-22年5月)連結決算は、売上高111億4400万円(前年同期比60.2%増)、営業損益3億1500万円の赤字(前年同期6億100万円の赤字)、最終損益5億800万円の赤字(同2億4200万円の赤字)となった。なお、22年8月期通期業績予想は、売上高225億円(前期比57.4%増)、営業利益18億5000万円(同39.2%増)、最終利益10億円(同26.0%増)の従来見通しを据え置いている。

フォースタ <7089>  1,925円 (+193円、+11.1%)

 フォースタートアップス <7089> [東証G]が4日ぶりに急反騰。2日夜の産経ニュースで、「政府は、スタートアップ(新興企業)担当相を置く方向で調整に入った」と報じられており、スタートアップ企業に対する人材紹介や採用コンサルティングなどを手掛けている同社に思惑的な買いが向かったようだ。スタートアップの振興は6月7日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太の方針)」でも支援が盛り込まれており、担当相を設けることで強力に進める方針のようだ。

ワークマン <7564>  5,810円 (+570円、+10.9%)

 ワークマン <7564> [東証S]が3日ぶりに急反騰。前週末1日の取引終了後に発表した6月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比14.1%増と3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。後半にかけて気温が上昇したことで、空調ファン付きウェアやレディース衣料、半袖Tシャツなどの夏物衣料が好調に推移したほか、防水シューズやレインウェアなどのレイングッズも売り上げを伸ばした。なお、全店売上高は同20.3%増だった。

東京エネシス <1945>  1,058円 (+101円、+10.6%)

 東証プライムの上昇率2位。東京エネシス <1945> [東証P]が4日ぶりに急反騰、10%を超える上昇で4ケタ大台を回復した。再生可能エネルギーでは太陽光発電システムの設置で強みを発揮、地盤調査にはじまり部材調達、安全性の高い施工、メンテナンスに至るまで一貫して手掛けるEPC(設計・調達・建設)事業者として高い実績を誇る。原発メンテナンスにも強く、筆頭株主である東京電力ホールディングス <9501> [東証P]との取引関係が厚い。また、東電HDに次ぐ大株主に光通信が入っている。PBRは依然として0.5倍台で割安感が強い。

クラウディア <3607>  281円 (+17円、+6.4%)

 クラウディアホールディングス <3607> [東証S]が続急伸で、年初来高値を更新した。同社は1日取引終了後に、22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結決算を発表。営業損益は2億5500万円の黒字(前年同期は12億300万円の赤字)で着地した。売上高は前年同期比36.8%増の71億1200万円となった。新型コロナウイルスのワクチン接種が普及した効果などからユーザーの挙式実施意欲が回復しつつあるほか、利益面では原価率の改善や販管費の抑制などが寄与した。また、これまで非開示としてきた通期業績予想もあわせて公表し、売上高は前期比31.1%増の92億円、営業損益は3000万円の黒字(前期は17億3200万円の赤字)を見込んでいる。

象印 <7965>  1,440円 (+81円、+6.0%)

 東証プライムの上昇率9位。象印マホービン <7965> [東証P]が4日ぶりに急反発。前週末1日の取引終了後に発表した第2四半期累計(21年11月21日-22年5月20日)連結決算は売上高452億4700万円、営業利益48億4400万円となった。会計基準の変更に伴い前年同期との増減率の開示はないものの、6月20日に発表した上方修正に沿った形の着地となった。22年11月期通期業績予想は、修正予想である売上高815億円、営業利益50億円を据え置いたが、改めて進捗率の高さから上振れ期待が高まったようだ。

ALBERT <3906>  4,325円 (+240円、+5.9%)

 ALBERT <3906> [東証G]が3日ぶりに急反発。同社は人工知能(AI)技術を活用したビッグデータ解析事業で優位性を発揮、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を捉えるほか、データサイエンティストなど高度IT人材の育成でも業界の先頭集団を走っている。前週末1日取引終了後、22年12月期業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の4億4600万円から6億4400万円(前期比82%増)に大幅増額しており、これが株価を強く刺激した。最終利益は連続の過去最高更新となる。AI・高性能チャットボット スグレス事業の譲渡に伴い特別利益を計上することが反映される。

※4日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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