個別では、傘下の携帯事業会社の上場方針が報じられたソフトバンクG<9984>が大幅反発して指数を押し上げているほか、米国市場の流れを引き継いで三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が堅調。ただ、これら銘柄も足元では上げ一服となっている。その他では、任天堂<7974>、ファナック<6954>、トヨタ自<7203>、安川電<6506>などがしっかり。決算発表銘柄ではパソナ<2168>やIDOM<7599>などの上げが目立ち、Fブラザーズ<3454>がストップ高で東証1部上昇率トップとなっている。一方、先週末に決算を受けて急伸したファーストリテ<9983>が小安く、ソニー<6758>、楽天<4755>、NTT<9432>、JT<2914>もさえない。神戸鋼<5406>は2%超の下落。決算銘柄ではプレナス<9945>やオンワードHD<8016>などが大きく売られており、ヒトコム<3654>が東証1部下落率トップとなっている。
(株式アナリスト 小林大純)
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