日経平均株価
始値 29819.55
高値 30241.87(11:12)
安値 29787.13(09:01)
大引け 30181.21(前日比 +265.07 、 +0.89% )
売買高 13億2022万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆6724億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は8連騰、リスク選好の流れ続き3万円大台を回復
2.前日のNYダウ安受け朝方売り先行も、すぐプラス圏に切り返す
3.自民党総裁選後に打ち出される経済対策への期待感が買いを誘う
4.新型コロナ感染者数増加ペースの鈍化も市場心理を強気に傾ける
5.ソフトバンクGが高水準の売買代金で大幅急伸、全体相場に貢献
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは3連休前の前週末に比べて269ドル安と続落した。新型コロナ拡大による景気回復の遅れを懸念して景気敏感株中心に売りが優勢となった。
東京市場では、主力株を中心に買い優勢となり日経平均株価の上値追いが続いた。前日の米国株市場は主要株指数が高安まちまちだったが、日本株はリスクを取る動きが継続し、終値で3万円台を回復した。
8日の東京市場は、朝方はやや売りに押される展開で始まったが、その後は買いの勢いが強まり、日経平均は前場後半には300円以上の上昇をみせ3万0200円台まで買われる場面があった。後場寄りに上げ幅を縮小したものの3万円大台を割り込むことはなく、後場後半から再び上げ足を強めた。自民党総裁選の行方はまだ見えないものの、新総裁のもとで打ち出される新たな経済対策への期待感が株価に浮揚力を与えた。国内での新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化していることも市場心理を強気に傾けている。業種別では33業種中28業種が高い。個別にはソフトバンクGが活況高となり1銘柄で日経平均を70円近く押し上げた。東証1部の売買代金も前日を上回る3兆6000億円台に膨らみ約3カ月半ぶりの高水準となった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が群を抜く売買代金をこなし大幅続伸。レーザーテック<6920>も商い活況のなか大幅高で5連騰となった。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>なども高い。ベイカレント・コンサルティング<6532>も上値追い。レノバ<9519>が物色人気となり、資生堂<4911>、リクルートホールディングス<6098>も値を上げた。東京機械製作所<6335>は3日連続ストップ高。戸田工業<4100>が値を飛ばし、東京産業<8070>も商いを膨らませ急騰した。このほか、双信電機<6938>も人気。
半面、任天堂<7974>が下落、トヨタ自動車<7203>も上値が重かった。村田製作所<6981>が冴えず、中外製薬<4519>も安い。ファーマフーズ<2929>が大幅安、NIPPO<1881>も大きく利食われた。乾汽船<9308>が売られ、セレス<3696>、ジェイリース<7187>も下落。マネックスグループ<8698>も値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、リクルート <6098> 、第一三共 <4568> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約164円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519> 、ダイキン <6367> 、キッコマン <2801> 、アサヒ <2502> 、コナミHD <9766> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約19円。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)パルプ・紙、(3)金属製品、(4)銀行業、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)空運業、(3)水産・農林業、(4)海運業、(5)食料品。
■個別材料株
△オルトP <3672>
スマホゲーム開発・運用コスト圧縮に向けた支援サービス提供開始。
△東応化 <4186>
SMBC日興証券が目標株価を引き上げ。
△HENNGE <4475> [東証M]
MLB Japan SNS公式アカウントの動画コンテンツに協賛。
△ライドオンE <6082>
70万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△ウエスコHD <6091> [東証2]
21年7月期業績は一転営業増益に上振れ。
△ネットマーケ <6175>
8月の会員数が順調に積み上がる。
△放電精密 <6469> [JQ]
「バイオ樹脂分野に参入」との報道。
△ピアズ <7066> [東証M]
10月13日を基準日として1→2の株式分割へ。
△Casa <7196>
2-7月期業績上振れ着地。
△長大 <9624>
21年9月期業績及び配当予想を上方修正。
▼GW <3936> [東証M]
東証による信用規制を嫌気。
▼ピースリー <6696> [東証M]
上期最終が赤字拡大で着地・5-7月期も赤字拡大。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)東京機 <6335> 、(2)戸田工 <4100> 、(3)東京産 <8070> 、(4)オハラ <5218> 、(5)エアトリ <6191> 、(6)双信電機 <6938> 、(7)ビジョン <9416> 、(8)レノバ <9519> 、(9)コーテクHD <3635> 、(10)ケイアイ不 <3465> 。
値下がり率上位10傑は(1)PCA <9629> 、(2)ファーマF <2929> 、(3)NIPPO <1881> 、(4)乾汽船 <9308> 、(5)セレス <3696> 、(6)ジェイリース <7187> 、(7)アトラエ <6194> 、(8)ヴィッツ <4440> 、(9)ノーリツ鋼機 <7744> 、(10)マネックスG <8698> 。
【大引け】
日経平均は前日比265.07円(0.89%)高の3万0181.21円。TOPIXは前日比16.23(0.79%)高の2079.61。出来高は概算で13億2022万株。東証1部の値上がり銘柄数は1599、値下がり銘柄数は474となった。日経ジャスダック平均は4065.69円(25.73円高)。
[2021年9月8日]
株探ニュース
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