大引けの日経平均は前日比207.57円高の31269.92円となった。東証プライム市場の売買高は12億6362万株、売買代金は3兆1379億円だった。セクター別では、石油・石炭製品、銀行業、輸送用機器が上昇率上位に並んだ一方で、精密機器、陸運業、水産・農林業が下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は59%、対して値下がり銘柄は38%となっている。
個別では、東エレク<8035>やディスコ<6146>などの一部の半導体関連株が堅調に推移。また、三菱UFJ<8306>や三井住友FG<8316>などの金融株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、川崎船<9107>や郵船<9101>などの海運株が上昇。ほか、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ソニーG<6758>なども上昇した。想定以上の上方修正がポジティブなインパクトとなった野村マイクロ<6254>や業績予想及び配当予想の修正を発表したリックス<7525>が急騰、サムコ<6387>、ヨシムラフード<2884>が値上り率上位となった。
一方、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、ニデック<6594>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>などが軟調に推移した。また、想定以上の業績下方修正をネガティブ視されたKOA<6999>や記念配当実施発表もインパクトは限定的だった霞ヶ関キャピタル<3498>が急落。そのほか、Appier<4180>、ファインデックス<3649>、オービック<4684>、FIG<4392>、などが値下がり率上位となった。
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