三重交ＨＤ、前期経常を74％上方修正

　三重交通グループホールディングス <3232> [東証Ｐ] が4月22日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の24億円→41.8億円(前の期は19.9億円)に74.2％上方修正し、増益率が20.4％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.5億円→37.3億円(前年同期は25.7億円)に91.1％増額し、一転して45.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　年末年始以降、新型コロナウイルス変異株による感染再拡大により東海地方にまん延防止等重点措置が適用されたことで、一時的な人流減少に伴う来客減等の影響を受けました。同措置の解除後は回復傾向となっておりますが、営業収益は7億円減収の843 億円となる見込みであります。営業利益 につきましては、 費用削減等に努めました結果、前回公表数値より12億90百万円増益の29億90百万円、経常利益は、雇用調整助成金の期限延長もあり17億80百万円増益の41億80百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は９億10百万円増益の22億10百万円となる見込みであります 。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によってこれらの予想と異なる可能性があります。