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2022/12/07 - オーウイル(3143) の関連ニュース。~業界トップの食品原料を有する商社、環境ビジネスも主力事業へ~【ポイント】・今2023年3月期も前期に続きピーク利益を更新しよう。上期は、原材料高と円安で、輸入仕入れのコストが上がり、製品価格への転嫁も遅れ気味であったが、全体としては期後半に取り戻す方向である。シーリングファンの納入が今期は下期に集中し、米国向けヒーターの販売も伸びている。・新しいビジネスを育てようという動きが加速しつつある。既存分野で新規顧客が育っており、新規分野の開拓にも広がりが出つつある。環境関連の大型シーリングファンは順調で、食品工場などで使われるボイラー用のノズル式スチームトラップ(水排出機器)の取り扱い

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【IRアナリストレポート】オーウイル(3143)

著者:鈴木 行生
投稿:2022/12/07 12:35

~業界トップの食品原料を有する商社、環境ビジネスも主力事業へ~

【ポイント】
・今2023年3月期も前期に続きピーク利益を更新しよう。上期は、原材料高と円安で、輸入仕入れのコストが上がり、製品価格への転嫁も遅れ気味であったが、全体としては期後半に取り戻す方向である。シーリングファンの納入が今期は下期に集中し、米国向けヒーターの販売も伸びている。

・新しいビジネスを育てようという動きが加速しつつある。既存分野で新規顧客が育っており、新規分野の開拓にも広がりが出つつある。環境関連の大型シーリングファンは順調で、食品工場などで使われるボイラー用のノズル式スチームトラップ(水排出機器)の取り扱いも急増している。数年前から新商材として販売を開始したが、熱交換の高効率化に寄与する点が高く評価されている。

・新型コロナが落ち着きをみせる中、飲料関係の食品原料が好転している。茶類、野菜果汁などの農産加工品も順調である。また、南米産ステビアもマーケティングが効いている。カロリーオフの甘味料として、タレ、ゼリー、ヨーグルトなどに利用され、その販路開拓が進んでいる。

・当社は、飲料用のビタミンC、缶コーヒーや製菓用の殺菌乳、飲料やデザート用のマンゴーピューレ・バナナピューレの取扱量で、民間企業として日本No.1、独自の専門性ときめ細かなサービスを特色とする提案型複合機能商社を実践している。

・近年は、食と環境のオーウイルに進化しつつある。物流倉庫などの大型施設で使われる大型シーリングファンが利益貢献を高めている。猛暑対策や省エネに加え、施設内の空気循環などコロナ対応にも寄与する。このシーリングファンで、マクロエア社からアジアの販売権も獲得したので、まずはアジアの日系企業へマーケティングが始まろう。

・新商材、人材投資、M&Aの具体化に力を入れている。目標である営業利益15億円に向けては、もう一段のレベルアップが求められるが、その路線作りに励んでいる。株価は割安である。好業績と増配が期待できる安定好配当を反映して、株式市場での評価はさらに高まってこよう。

目次
1.特色 食品原料を軸に複合機能商社を志向
2.強み ビタミンC、殺菌乳、マンゴーピューレで業界トップクラス
3.中期経営方針 大型シーリングファンが主力ビジネスに成長
4.当面の業績 円安、原料高を乗り越えて、ピーク利益の更新が続こう
5.企業評価 引き続き安定した好配当利回りに注目

オーウイル <3143>
企業レーティング
株価
(2022年12月6日)
1091円
時価総額 34億円
(3150千株)
PBR 0.87倍
ROE 14.5%
PER 5.8倍
配当利回り 4.3%
総資産 11970百万円
純資産 4077百万円
自己資本比率 33.1%
BPS 1258.5円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 税引き利益 EPS 配当
2013.3 27443 373 393 225 71.6 30.0
2014.3 27084 279 322 165 52.7 30.0
2015.3 27677 246 257 121 38.7 30.0
2016.3 27802 254 271 163 51.8 30.0
2017.3 28121 326 331 202 64.3 30.0
2018.3 31033 439 461 300 95.3 33.0
2019.3 31375 595 593 411 130.7 40.0
2020.3 32685 674 724 472 150.1 45.0
2021.3 29527 537 551 347 110.3 45.0
2022.3 28312 826 827 575 182.7 47.0
2023.3(予) 31000 950 900 590 187.3 47.0
2024.3(予) 32500 1000 1000 660 209.5 50.0

(2022.9ベース)

(注)ROE、PER、配当利回りは直近予想ベース。2008年7月に1:300の株式分割を実施。2008年3月期以前のEPS、配当は修正ベース。2011年3月期より連結ベース。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
https://www.belletk.com/ouiru202212.pdf
 

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム

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