ＹＫＴ、前期経常を一転39％増益に上方修正

　ＹＫＴ <2693> [ＪＱ] が1月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の4.5億円→6.3億円(前の期は4.5億円)に41.3％上方修正し、一転して38.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.6億円→5.5億円(前年同期は3.6億円)に51.1％増額し、一転して50.7％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期業績につきましては、電子部品実装機等の電子機器の輸出販売は中国市場での旺盛な設備投資需要により堅調に推移しました。また、工具研削盤等の工作機械の国内販売も企業の設備投資が回復基調にあり、期の後半から受注・販売が増加しました。その結果、連結売上高は当初予想額を上回り15,682百万円となる見込みです。利益面でも売上高の増加により営業利益は461百万円、経常利益は636百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は437百万円と、いずれも当初予想額を上回る見込みです。なお、上記の予想は本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しており、実際は今後起こりうる様々な要因により異なる可能性があります。