―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月5日から8日の決算発表を経て9日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 クリエイトS <3148>
24年5月期の連結経常利益を従来予想の198億円→216億円(前期は194億円)に9.1%上方修正し、増益率が1.9%増→11.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 エストラスト <3280>
24年2月期の連結経常利益は前の期比11.4%減の10.8億円になったが、25年2月期は前期比47.6%増の16億円に拡大を見込み、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 中本パックス <7811>
24年2月期の連結経常利益は前の期比6.1%増の23.4億円になり、従来予想の19億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3148> クリエイトS 東P +5.90 4/ 8 3Q 11.81
<3280> エストラスト 東S +2.90 4/ 8 本決算 47.60
<7811> 中本パックス 東S +2.55 4/ 8 本決算 6.79
<6555> MSコンサル 東S +2.49 4/ 8 本決算 51.40
<8278> フジ 東P +2.49 4/ 8 本決算 1.88
<2303> ドーン 東S +0.25 4/ 8 3Q 3.63
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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