ETF売買動向＝30日前引け、日興ダウヘ有が新高値

　30日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比32.5％増の2206億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同31.4％増の1902億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が29.71％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が13.66％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が12.84％高、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が8.57％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が7.69％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は11.80％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は6.93％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> は6.84％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.94％安、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> は4.17％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が510円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1082億3400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金902億200万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が424億4100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が109億4500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が81億3700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が65億9000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が24億9600万円の売買代金となった。

株探ニュース