ETF売買動向＝11日前引け、金先物Ｗブル、ＧＸＵＳ配ヘが新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比34.2％増の2432億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同34.1％増の1970億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　金融 <1632> 、ＮＥＸＴ　金価格連動型 <1328> 、グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００　配当貴族 <2095> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資指数 <1484> など8銘柄が新高値。グローバルＸ　レジデンシャル・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2097> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではグローバルＸ　チャイナＥＶ＆バッテリー <2254> が3.24％高と大幅な上昇。

　一方、グローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> は5.28％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.86％安、グローバルＸ　半導体　ＥＴＦ <2243> は4.55％安、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> は3.61％安、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> は3.59％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が984円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1247億6700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金983億200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が126億600万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が125億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が100億5700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が93億3700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が59億5800万円の売買代金となった。

株探ニュース