前引け:外需から内需へ物色シフト、不動産株が上昇
NY市場が休場のため、外国人投資家のオーダー・ボリュームが減少しているようですが、引き続き寄り付き前の注文状況は買い越しでした。
今週は外需関連から内需関連へ物色シフトする流れも出ており、これまで日経225を牽引していたソニー<6758.T>、トヨタ<7203.T>、キヤノン<7751.T>などが安くなっています。
代わりに内需関連の代表格として不動産株が活況。住友不動産<8830.T>、三菱地所<8802.T> など大手不動産のほか、JPモルガンがレーティングを格上げした東京建物<8804.T> 、東急不動産<8815.T>が大幅高、ケネディクス<4321.T>も大幅続伸で注目されました。
王将フードサービス<9936.O>は連結経常利益は前期比62%増の100億円程度に拡大する見通しと報じられ5連騰、日立製作所<6501.T>は野村證券のレーティング「2」→「1」へ格上げを好感、ニッセンHD<8248.O>は増額修正を好感して大証一部値上がりトップ、大和小田急建設<1834.T>は増額修正を材料にストップ高、高岳製作所<6621.T>は「電気自動車充電器、1000カ所設置」報道で恩恵期待で上昇しました。
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