大引けの日経平均は前日比323.18円高の27333.79円となった。東証プライム市場の売買高は16億4105万株、売買代金は3兆6788億円だった。セクターでは空運、精密機器、陸運が上昇率上位となった。一方、石油・石炭、建設、海運が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は23%だった。
個別では、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅高を受けてレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>が大きく上昇し、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、村田製<6981>、新光電工<6967>などのハイテク株も大幅高。ラクス<3923>、マネーフォワード<3994>、Sansan<4443>などグロース(成長)株には全般強い動きが見られた。ほか、JR東海<9022>、JAL<9201>、資生堂<4911>、第一三共<4568>などディフェンシブ系の銘柄も買われた。SHIFT<3697>、日立製<6501>は証券会社の新規買い推奨を材料に大幅高。Hamee<3134>は決算が好感されて急伸し、サンリオ<8136>は延期していた第3四半期決算を発表、通期予想を上方修正したことでストップ高まで買われた。
一方、金融システム不安や景気後退懸念が払拭しきれない中、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>の大手銀行株は最終的にはプラスで終えたが、下落に転じる場面もあった。保険では東京海上HD<8766>、T&DHD<8795>が下落した。日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>の鉄鋼、DOWAHD<5714>、三菱マテリアル<5711>の非鉄金属、出光興産<5019>、コスモエネHD<5021>の石油・石炭、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運などは総じて軟調に推移。トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>など自動車も冴えない。前期の大幅減益決算が嫌気されたエニグモ<3665>は急落し、業績・配当予想を下方修正した三井住友建設<1821>は大幅安。施工中工事における精度不良を発表した大成建設<1801>
も大きく下落している。
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