大引けの日経平均は前日比38.13円高の28028.30円となった。東証プライム市場の売買高は12億2549万株、売買代金は3兆5132億円だった。セクターでは鉱業、卸売、倉庫・運輸が上昇率上位となった一方、保険、精密機器、ゴム製品が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の51%、対して値下がり銘柄は45%だった。
個別では、ソフトバンクG<9984>のほか、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、ソシオネクスト<6526>の半導体関連や、Sansan<4443>、マネーフォワード<3994>、SHIFT<3697>、GMOPG<3769>などのグロース株が大幅に上昇。INPEX<1605>、石油資源開発<1662>、三井物産<8031>、丸紅<8002>、三菱商事<8058>など資源関連も大きく上昇した。東証プライム市場の値上がり率上位にはギフティ<4449>、チェンジ<3962>、ネットプロHD<7383>などの中小型グロース株が多く入った。
一方、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、HOYA<7741>など値がさ株の一角が下落。
米長期金利の低下を受けて東京海上HD<8766>、第一生命HD<8750>の保険は大幅安。為替の円高・ドル安進行でホンダ<7267>、スズキ<7269>、三菱自<7211>、ブリヂストン<
5108>の自動車関連が軟調。ほか、JAL<9201>、JR西日本<9021>、三越伊勢丹HD<3099>、エアトリ<6191>のインバウンド関連が軒並み軟調となった。
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