ETF売買動向＝5日大引け、全銘柄の合計売買代金2283億円

　5日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比13.6％減の2283億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.6％減の2083億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳトピックス上場投信 <1348> 、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> 、ダイワ素材・化学上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1637> 、ＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> 、ダイワ上場投信－トピックス <1305> など33銘柄が新高値。日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が6.95％高、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が4.80％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が4.05％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.35％高と大幅な上昇。

　一方、ダイワ上場投信・ＴＯＰＩＸＥｘ－Ｆｉｎａｎｃｉａｌｓ <1585> は9.39％安、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> は7.33％安、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> は5.34％安、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> は4.00％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は3.86％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が73円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1505億9000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1114億1700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が148億9200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が136億2400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が119億8900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が55億200万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が27億8100万円の売買代金となった。

株探ニュース