ETF売買動向＝21日大引け、全銘柄の合計売買代金5278億円

　21日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比235.5％増の5278億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同278.1％増の4582億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国債券 <2519> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> が新高値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が12.06％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が7.89％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が5.60％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> は4.85％安、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> は4.48％安、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は4.29％安、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> は4.07％安、ＮＥＸＴ　ラッセル野村小型コア <1312> は4.03％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が953円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2389億3600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金789億9800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が427億800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が365億8800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が361億5500万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が347億7300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が242億1700万円の売買代金となった。

株探ニュース