明日の株式相場見通し=週末・月末・年度末が重なり持ち高調整、手掛かり材料難で下値模索
あす(31日)の東京株式市場は、週末・月末・年度末が重なることもあり、ポジション調整の売りが予想される。さらに、外国為替市場で引き続き円高・ドル安進行懸念が持続していることから、日経平均株価は下値模索の推移となりそうだ。
市場関係者からは「きょう午後2時前からの株価指数先物主導による急落の理由として“日銀の上場投資信託(ETF)買い期待への後退”や、“中国・上海総合指数が下落していることへの警戒感”が指摘されていたが、やや説得力に欠けるのではないか。新年度を迎えるに当たって、買い手掛かり材料が見当たらないなか、円高進行の不安感を抱えたままでは身動きできないというのが実情ではないか」との見方が出ていた。
30日の東京株式市場は売り先行で始まり、その後下げ渋る場面はあったものの、後場後半に売りが加速し、日経平均株価は再び1万9000円大台攻防が意識される水準となった。終値は前日比154円26銭安の1万9063円22銭と3日ぶりに反落した。
日程面では、広告主企業に対し、アフィリエイト広告を用いたマーケティング活動の戦略立案・運用支援を行う広告事業や、恋愛マッチングサービス「Omiai」ほかの運営を行うメディア事業を手掛けるネットマーケティング<6175.T>が東証ジャスダック市場に新規上場する。
このほかに、2月の鉱工業生産指数・有効求人倍率・完全失業率・家計調査・消費者物価指数・新設住宅着工戸数に注目。海外では、中国3月の製造業PMI、米2月の個人消費支出、ユーロ圏3月の消費者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょう午後2時前からの株価指数先物主導による急落の理由として“日銀の上場投資信託(ETF)買い期待への後退”や、“中国・上海総合指数が下落していることへの警戒感”が指摘されていたが、やや説得力に欠けるのではないか。新年度を迎えるに当たって、買い手掛かり材料が見当たらないなか、円高進行の不安感を抱えたままでは身動きできないというのが実情ではないか」との見方が出ていた。
30日の東京株式市場は売り先行で始まり、その後下げ渋る場面はあったものの、後場後半に売りが加速し、日経平均株価は再び1万9000円大台攻防が意識される水準となった。終値は前日比154円26銭安の1万9063円22銭と3日ぶりに反落した。
日程面では、広告主企業に対し、アフィリエイト広告を用いたマーケティング活動の戦略立案・運用支援を行う広告事業や、恋愛マッチングサービス「Omiai」ほかの運営を行うメディア事業を手掛けるネットマーケティング<6175.T>が東証ジャスダック市場に新規上場する。
このほかに、2月の鉱工業生産指数・有効求人倍率・完全失業率・家計調査・消費者物価指数・新設住宅着工戸数に注目。海外では、中国3月の製造業PMI、米2月の個人消費支出、ユーロ圏3月の消費者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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