<話題の焦点>=ゲームメーカー復権、スマホ圧勝の業界地図に変化

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最新投稿日時:2015/05/19 12:02 - 「<話題の焦点>=ゲームメーカー復権、スマホ圧勝の業界地図に変化」(みんかぶ)

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<話題の焦点>=ゲームメーカー復権、スマホ圧勝の業界地図に変化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/19 12:02
 最近、ソニー<6758.T>の株価が妙に強い。ドラスチックなリストラ効果による体質改善、ネット連携強化やCMOSセンサーの実力などいろいろ言われているが、「現実的にはPS4が超売れていることが、分かりやすい株高の背景」と断言する市場関係者も少なくない。PS4の世界出荷台数は3月に入った段階で累計2000万台を突破、PS史上最速の普及と騒がれている。

 ところが、市場をよくよく俯瞰してみるとソニーだけではない、ゲーム機向けソフトを手掛ける老舗メーカーの株価も妙に強いのである。コナミしかり、コーエーテクモしかりスクエニしかりである。

 ついこの間までは、ゲーム専用機の時代は去り、爆発的な普及を遂げたスマホゲームに取って代わられた的な悲観ムードがあった。ディー・エヌ・エー<2432.T>と提携を発表する以前の任天堂<7974.T>の株価は、まさにそれを代弁していた。

 しかし、どうやら世界の流れはそういう感じでもないらしい。国内スマホゲーム市場は一部のメガヒットタイトルを除けば、下手な鉄砲、数打てども当たらない飽和感が漂う。一方、北米市場では今年に入ってからゲームソフト販売数量が月次で前年比プラスに転じたという。PS4に代表される新世代ゲーム機の普及が新たなステージを創出しているのだ。

 グローバルな視野に立てば、書き入れ時はこれから訪れるとの期待感。これが老舗ソフトメーカーの株価の値動きに静かに投影されているようだ。

◆復権するゲーム機ソフト関連株

 銘柄<コード>      コメント

コーエーテクモ<3635.T> 歴史を題材としたソフトに強み
ファルコム<3723.T>   ロールプレイング系で実力
トーセ<4728.T>     スマホ、パチスロ関連も強い
スクエニHD<9684.T>  ドラクエ筆頭に人気商品多数
コナミ<9766.T>     カジノ機器関連としても注目


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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