<私の相場観>=内藤証券・投資情報本部投資調査部長 田部井 美彦氏

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最新投稿日時:2015/03/03 12:17 - 「<私の相場観>=内藤証券・投資情報本部投資調査部長 田部井 美彦氏」(みんかぶ)

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<私の相場観>=内藤証券・投資情報本部投資調査部長 田部井 美彦氏

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/03 12:17
 日銀による上場投資信託(ETF)への継続買いや、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による日本株組み入れ比率拡大など需給の改善期待から、日経平均株価は上昇をみせている。

 16年3月期の業績向上への期待感に加え、今後は、株主資本でどれだけの利益を上げられたかを判断する株主資本利益率(ROE)の向上を目指す意識の高い企業に関心が集まりそうだ。

 そこで注目したいのは、ネットキャッシュ(貸借対照表の現預金と短期保有の有価証券の合計額から有利子負債を引いた金額)が潤沢なため、ROEに向上の余地があり、それを改善しようという意識の高い銘柄だ。

 そのネットキャッシュの豊富な銘柄からまず大和工業<5444.T>に注目。電炉大手でH形鋼が主力。16年3月期は、タイ子会社の業績回復に加え、国内鉄スクラップ価格低下による採算改善が寄与する。無線機専業のアイコム<6820.T>は、無線LAN接続のネットワーク機器の海外拡販に期待が大きい。ダイフク<6383.T>は、生産が拡大している北米自動車向けの保管・搬送システムの大型受注が寄与する。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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