大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 39630 +360 (+0.91%)
TOPIX先物 2755.5 +14.0 (+0.51%)
シカゴ日経平均先物 39625 +355
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
4日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。前日夕に発表した2024年8-10月期決算で売上高が市場予想を上回ったセールスフォース
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はニューヨークで開催されたイベントで「米国経済は極めて良好な状態にある」と述べ、政策調整を慎重に進めることができるとの見解を示した。
11月のADP雇用統計は民間雇用者数が14万6000人増と予想(15万人程度)を下回ったが、増加基調を維持しており、労働市場の底堅さを示したとの見方が強い。11月のISM非製造業総合景況指数は3.9ポイント低下し、52.1と市場予想(55.7程度)下回った。これを受けてFRBが12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを実施するとの観測が高まった。
NYダウ構成銘柄ではセールスフォースのほか、エヌビディア
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比355円高の3万9625円だった。日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比90円高の3万9360円で始まり、米国市場の取引開始直前には3万9770円まで買われる場面もみられた。その後は利益確定に伴うロング解消が優勢となり、中盤にかけて3万9440円まで軟化。ただし、終盤にかけて再びロング優勢となり、3万9630円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることが見込まれる。ナイトセッションではボリンジャーバンドの+1σ(3万9280円)を上回って始まり、その後も強い上昇をみせ、+2σ(3万9800円)に接近してきた。+2σ水準では強弱感の対立が見込まれるものの、同水準を明確に上放れてくると、ショートカバーを誘う形で上へのバイアスが強まりそうである。
米国ではマーベル・テクノロジーの上昇が他の半導体株への買いに向かわ、エヌビディアは3%を超える上昇で心理的な抵抗線である25日移動平均線を突破してきた。東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になるとみられ、相対的に日経平均型優位の展開になろう。
日経225先物は、+2σ水準を巡る攻防で利食いに押される局面では、節目の3万9500円処での底堅さを見極めることになる。押し目狙いのロング対応のなかで底堅さがみられるようだと、4万円の大台や11月7日につけた戻り高値4万0170円(ナイトセッションを含む)が目先的なターゲットになろう。そのため、オプション権利行使価格の3万9500円から4万円のレンジを想定しておきたい。
4日の米VIX指数は13.45(前日は13.30)に上昇した。一時12.89と13.00を下回る場面もみられており、自律反発の動きであろう。低下基調を継続するなかで、7月19日に瞬間的につけた10.62が意識されているほか、12月のFOMCでの利下げ観測は根強く、リスク選好に向かわせよう。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.32倍に上昇した。一時14.34倍をつけており、200日線(14.28倍)突破し、14.31倍辺りで推移する25日、75日線を上回ってきた。米半導体株が買われた流れを引き継ぎ、日経平均型優位の展開が見込まれるため、両線を明確に上放れてくる可能性がありそうだ。10月15日の14.70倍から11月21日につけた14.12倍までのNT倍率の低下に対するリバランスの動きが強まると考えられる。
株探ニュース
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