アドテストなど半導体関連が軟調、米SOX2%超安で買い手控えムード◇
アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>が軟調推移。レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>などが冴えない展開となっている。前日の米国市場では量子コンピューター向け新型チップによる超高速計算の発表を行ったアルファベット<GOOG>が上昇した一方、エヌビディア<NVDA>やマイクロン・テクノロジー<MU>など半導体関連株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%を超す下落となった。台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が10日に発表した11月の売上高速報は前年同月比34%増と同月として過去最高を記録したものの、前月比で12%減となったことをネガティブ視する向きもある。米中対立の状況下での半導体株の先行きに対し慎重な見方がくすぶるなか、東京市場において半導体株に対しては買い手控えムードが広がっているようだ。(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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